こんにちは!チェリービーの山口亜希子です。
今回から映画が大好きな私が、映画レビューを書かせていただきます!
ご興味ありましたら、お気軽におつきあいください♪
映像制作をしていく上で、映画は大変参考になります。
たとえば、「あの映画のあのシーンみたいに撮影したい」とか
「あの映画みたいなオープニングにしたい」とか、
見れば見るほどアイデアと夢がふくらみます。
映画は、ストーリーはもちろんですが、
撮影方法や、演出など、
監督のこだわりがたくさんちりばめられています。
「どのカットにも意味がある!」
だから、目をこらしてみてしまいます。
第1回は、最近みて、大変感動した映画「ひゃくえむ。」の感想です。


「ひゃくえむ。」公式サイト
https://hyakuemu-anime.com/
100m走ることに命をかける少年たちのお話です。
「なぜ走るのか」を考えつづけ、
それは「なぜ生きるのか」という問いにつながっていきます。
そのセリフはすべてが哲学的で、見ている側も考えさせられます。
走ることで自分自身の弱さをつきつけられ、
克服していく姿が、ありありと描かれます。
才能、努力、栄光、挫折。
誰しもが同じような思いをしたことがあるのではないでしょうか。
自分自身に重ね合わせて、大変共感しました。
ロトスコープ(実写映像をトレースして仕上げるアニメーション技法)の
手法をとりいれたアニメーションは、
リアルで迫力があり、
本当のレースを見ているかのようです。
制作過程の手間を考えると、果てしなくて想像にも及びません。
とにかくすごいです。
そして、100Mを10秒台で走る人達の目線は、
経験したことのない世界!
一緒にレースに参加しているようです。
最後の最後まで息つく暇もなく、
まさに一緒に疾走するような映画でした。
さらに、
エンドクレジットとともに流れるOfficial髭男dismの「らしさ」という歌が、
この映画をすべて物語り、感動につつまれます。
原作の漫画も読みましたが、漫画をうまくまとめていて、
映画としてとても気持ちよくみられる構成になっていました。
本当にすばらしくて、私の中では、拍手喝采でした!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
また次回、お会いしましょう!
チェリービー 取締役 山口亜希子

