パートナーとして一緒に作ってくれた 【坂東電線株式会社様】

今回ご登場いただくのは、坂東電線株式会社様です。
坂東電線様は、その名の通り、電線（ケーブル）の開発・製造会社。

その電線は医療機器や自動車、パソコン、ゲーム機など、さまざまなところに利用されています。

ジェトロ埼玉貿易情報センター様を通じて依頼を受け、アメリカのオンライン商談会で、海外企業の方に見せるための会社・製品紹介動画を制作しました。

営業部課長の関根大介様と、同じく営業部の石井裕之様に動画制作のご感想を伺いました。

お客様への説明を均一化できる

―動画は初めてとのことですが、どのような流れで動画を作ることになったのですか。

関根様（以下、関）：もともとうちの上長がジェトロさんとやりとりしていたなかで、アメリカ市場で、「埼玉県の企業をPRしたい」というお話を伺いました。

動画作成は、結構高額なイメージがあったので、我々中小企業ではあまり手を出せないようなものだったんですが、営業用のPR動画を１から作っていただけるというお話を頂いて、是非それは活用させていただきたいなと思いました。

―実際に動画はどのように活用されていますか。

関：基本的には海外を含めた形で使わせていただいています。英語のナレーションが入っているので、海外の拠点でも使いやすく、新規のお客様に行くときに動画をちょっとお見せして本題のほうに入っていくというようなやり方をしています。

―動画を活用してみてよかったと思う点はありますか。

関：我々は上場している企業でもないので、PRが難しかったっていうのはあったんですけど、特にコロナ禍で、お客様とオンラインで商談することも増え、オンラインで「はじめまして」から始めるときは、動画で一度ご説明したほうがやりやすいなというのは感じますね。

人が説明すると、どうしても営業によって話し方や、見せ方が、不揃いになってしまうのですが、動画だと説明も均一化できますよね。昔は均一化や標準化をあまり考えずに「見て覚えろ」みたいなところはあったんですけど、今はどれだけ皆が同じように説明できるかが企業として重要な部分かなと思います。

パートナーとして一緒に作ってくれた

―今回打合せから編集まで何回もお話を重ねて進めてまいりましたが、トータルでいかがでしたか。

関：打合せの最初から最後まで、我々が入れたい内容をよく聞いてくださったなと思います。電線は、世の中でそんなに出ているものじゃないのですが、「どういうものか」とか、「どういう使われ方をするか」を最初の段階で色々ヒアリングいただいたので、伝わりやすかったですし、そこをしっかり汲んでいただけたと思いますね。

普通だったら「常識的に無理ですよ」となったかもしれないことも、真摯に受け止めて聞いてくれて、そこから「ここはこうした方がいい」「ああした方がいい」という動画の内容に発展していただいたので、凄いよかったですね。

―電線は初めてだったので聞く言葉が新鮮でいろいろ勉強になりました。

関：ロケの当日も、なるべくいいものに仕上げたいという思いから「ここ入れてほしい」とか、色々とリクエストしちゃったと思うんですけど、親身になって、伝えたいことを全部聞いてくれて、一緒になって作り上げていってくれたのが我々としては非常にありがたかったなと思っています。

―お客様はパートナーだと思っているので、構成についても一緒にお話し合いを重ねられて良かったです。

関：まさにそうですね。パートナーとして一緒に作ってくださったというのが一番だと思います。そこがないと、お互い意見も合わなくっちゃうだろうし、いいものも出来ないと思います。

伝えたいことを汲み取ってくれた

―撮影のときのご感想は何かありますか。

関：そうですね、映る（ばえる）じゃないですけど、なるべく動きのある現場で撮ったほうがいいんだなっていうのは逆に教えてもらいました。

生産のスタートから始まって、終わりのほうまで撮っていくと思ってたんですけど、そうではなくて、一番動きがある生産現場とか、そういうところを中心に撮られてピックアップしてたので、そういう見せ方もあるんだなと勉強になりました。

石井様：動画の撮影がここまで本格的になるのは把握してなかったんですけど、実際に撮影していただいた動画を拝見して、かなり完成度が高いという認識です。

会社PRとして本格的に動画撮影をするのは、とても重要だと思いました。

―動画の出来上がりや、社内の評判はかいかがでしたか。

関：いろんな伝えたいことがあったんですけど、お話を重ねる中で汲み取っていただいて、こちらの入れたい内容はほぼ網羅されておりましたし、やはり映し方がプロだなということで、みんな感動していました。

短い時間のなかで、いかに相手に印象を持ってもらう動画にするかというところが大事だと思いますが、上手くチョイスして時間内に収めるのは我々ではちょっと難しいので、非常にありがたかったです。

―そうおっしゃってくださって、とても嬉しいです！ありがとうございました。

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