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本日ご紹介するお客様の声は、株式会社トミタモータース様よりいただきました。
トミタモータース様は、埼玉県内で農業機械の販売及び修理をされており、トラクタやコンバイン、精米機など、メーカー品から中古農機まで幅広く取り扱っていらっしゃいます。
そんなトミタモータース様が、某有名ラジコンボート製作会社と共同で、水田で使用するための農薬散布用ボートを開発しました。
その名も「Field Slider JP-SAI」。歩いて農薬散布をするのと比べて、大幅に時間が削減できることはもちろん、軽くてコンパクトなので女性1人でも楽々扱えて、操縦も簡単とのこと。
チェリービーでは昨年、埼玉県先端産業創造プロジェクトの一環として、この農薬散布用ボートJP-SAIのプロモーション動画を制作しました。
動画制作から1年近く経ち、どのような効果があったかなど、弊社代表の山口がお話しを伺ってまいりました。
お話ししてくださったのは、JP-SAI推進プロジェクト事業部長の桑波田信久様です。
―動画はどのように活用されていますか。
弊社のホームページに載せております。いま全国から問い合わせが来ているのですが、ホームページの中のYouTube動画を見ていただいた方が多いですね。埼玉県先端産業課で制作した動画ということで、お客様のほうでも安心感といいますか、買っても大丈夫だなということで、伸びてきています。
動画が公開されてから、お客様の所に行く回数、あるいは農機具屋さんに行く回数が増えて、動画の再生件数も増えてきました。
―動画の効果が出ていますね。
この動画をDVDにして、展示会でもエンドレスで流しています。弊社のお客様はインターネット環境で見られない年配の方が多いので、展示会で動画を見る方の割合が高いんです。このボートを知らなかった方でも、動画を見て興味を持たれる方が多いですね。展示会では、実際にボートを浮かべて操作できる状況がほとんどないので、映像が一番の頼りです。
個人の農機具屋が作ったもので、大手のメーカーさんでは取り扱ってない商品なので、これまで窓口が狭かったんですけど、今まで出会えなかったお客様にも出会えるようになりました。
―御社はご自分たちでも動画を制作されていて、動画マーケティングにすごく力を入れてますね。マーケティングにおいて動画の可能性はありますか。
ありますね。まず、50万円近くする機械を買うにあたって、どういう性能なのかというのはカタログだけではわかりません。実際に動いているところ、使い勝手、それとお客様の声があると、そのままダイレクトに伝わります。ですから、お客様のほうから問い合わせが来るんです。
普通は自分たちで売り込みに行かないといけないですよね。真逆なんですよ。農機具屋としてはあまりない経験ですね。また今回はエンジンの始動から、終わりまで一連の過程を見せていますし、自分たちでもエンジンのメンテナンス動画などを作っていますので、遠方の方でも安心して導入が出来るというところに、動画が貢献していると思います。
―今回作った動画についてお聞かせください。作る過程なども含めて、どんな点が良かったですか。
まずはナレーションがあるところですね。自分たちで作る動画は字幕だけなんですけど、ナレーションが入っていることで、クオリティが高くなって信用度が上がりました。動画が見やすくて、ナレーションが入っているというのは、あまり個人で作った動画ではないのではないでしょうか。
あと動画の長さがちょうどいいですね。展示会場で最初の部分を見逃したお客さんがいても、またすぐに最初から再生されるので、すごく見やすい長さだと思います。
―言うべきところがコンパクトにまとまっていましたよね。
お客様からよく質問が出る部分が動画としてまとまっていて、これを見てもらえば全部わかるので、それが一番効果的でした。80歳の方で、それまでラジコンもやったことがないという方にも購入していただきました。別の農機具屋さんを通して買っていただいたんですが、「今年は草が生えないし、自分が楽できた。導入して良かった。」と喜んでくださっているようです。
―今後、どのような動画があるといいと思いますか。
今回作っていただいたのはプロモーションビデオでしたけど、今度はボートでの効果的な農薬散布の仕方とか、田んぼと田んぼの間をどうやるかといった実践編のような動画ができると、やり方がわかりやすくなって、お客様もより導入しやすくなると思います。
―最後になりますが、御社の今後のビジョンについてお聞かせください。
いま農業では高齢化が進んでいて、離農される方が多いんですね。そういったなかでスマート農業の一端を担えればと思っています。今回開発したボートで言えば、省力化には随分役に立っているのではないかと思います。購入された方のなかには、女性の方もいらっしゃいました。それまで農薬散布に一反あたり30~40分かかっていたということなんですが、ボートを使うことで2~3分で終わると。
農業が終わっても、ご飯の支度をしたり、洗濯したり、子どもの面倒みたりしないといけないなかで、別の仕事も出来るし、余裕が持てるということだったので、高齢の方や女性向けにも、販路が広げられたらと思います。スマート農業に向けてさらに取り組んでいきたいですね。
―農家人口を増やすことにもつながりますね。お話いただきありがとうございました。
自社でも動画を制作し、YouTubeチャンネルもお持ちのトミタモータース様ですが、今回制作したプロモーション動画によって、さらに問い合わせが来るようになったというお話しをいただき、とてもうれしく思います。
高齢化や人手不足が課題の農業において、「省力化」は欠かせないキーワード。
JP-SAIは、まさにその省力化を実現する農機です。高齢の方や女性でも楽々扱えるというのも、JP-SAIが広がりを見せているポイントかもしれません。
今後はスマート農業に力を入れていきたいというお話しもあり、トミタモータース様への期待はますます高まります。
よくあるご質問
▼動画制作は初めてですが、大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です!
チェリービーは、たくさんの「初めて動画を制作される方」にご依頼いただいています。希望の動画イメージやご活用方法をヒアリングの上、貴社に合ったご提案をさせて頂きます。
もし、動画を作ること自体に不安があるようでしたら、こちらのページもご覧ください。
▼「映像制作会社を選ぶときに気を付けるべき6つのポイント(動画を作る前にやるべきチェックシート付き)
https://cherrybee.tv/document/checkpoint6/
▼どのくらいの期間で動画は完成しますか?
通常の動画制作は、1ヶ月〜2ヵ月での納品です。
内容によっては、納期が異なりますのでご注意ください。
ご希望の納期や活用時期に合わせて柔軟に対応いたしますので、
お急ぎの方はお気軽にご相談下さい。
▼動画制作にはいくらぐらいかかりますか?
お客様のお悩み・ご要望をヒアリング後、最適な料金プランをご案内させていただきますので、気軽にお問い合わせください。
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