株式会社UCHIDA様は、世界水準の先端素材”炭素繊維強化プラスチック”を用いた研究開発・設計・製造をワンストップで担っている企業です。
2022年1月に行われた新経営研究会主催「イノベーション・フォーラム」でのプレゼンテーションのため、社長の内田敏一様は東京会場とUCHIDA様の埼玉本社をつなぐライブ配信、またその中で工場の紹介動画を流したいと考え、チェリービーにご依頼くださいました。
工場紹介動画は『技術力よりも社員の熱量を伝えたい』という「こだわり」を持っていらっしゃったため、シナリオをUCHIDA様が考案するという珍しい形での始まりとなりました。
シナリオを考案してくださった取締役センター長の落合様にお話を伺います。
―今回落合さんのシナリオで動画を制作しましたが、いかがだったでしょうか。
最初は社長の『温かみを伝えたい』という想いから動画を作ろうと思ったんです。
日頃、製品を作るという仕事ですが、それがどういう目的を果たしているのか、「実はすごいことをしているんだ」ということを、社員が客観的に見る機会になったので非常に良かったなと思っています。
自社の強みとか特徴って、外向きに話す機会がないと、あまり自分たちで考えたりしないですよね。
今回僕がシナリオを作ることになった時、自分たちで自分たちを俯瞰して見るところから始まりました。
だったら、社長の『人を大事にする』というところで、人のキャラクターが伝わるようなことを書きたいなと思って、それを言葉にし始めてみたらかなり書けたんです。
各部署のことをひとつひとつ「あの部署のこだわりって何だろうな、お客様が喜んでくださるそれぞれの強みは」など、あらためてそういった目線で考えてみるいい機会になりました。
―他の製造業さんも、落合さんのようにシナリオを考えるのはすごく良さそうですね。
絶対いいと思います。
普段当たり前にしていることが、客観的に見ると「こういうところがUCHIDAの品質になっている」ということに社員の僕らも気づけました。
―チェリービーとの仕事はどうだったでしょうか。
チェリービーさんとは、不安は一切なかったですね。やはり僕らは専門じゃないので、分からないところは専門の方々にお聞きできるという安心感がありました。
悪い面も全くないです。僕が一番ありがたかったのは、最初シナリオも「こんなこと言いたい」と並べただけだったので、その文章も一緒に直していただきながら、画として映る時にどう言葉が聞こえるかという目線で助言をいただけたのはすごくありがたかったですね。それがどう伝わるか、というところまでは行き届かなかったので。
あと社長も僕も常にアイデアを思い付くタイプなので、当日の直前に工場のVR動画を「入れられませんか?」とお聞きした時、ギリギリだったのに、それでもいいって言ってくれて。本当に助かりましたし、対応してくれるんだ!と驚きました。
ああいうのってなかなか「はい、分かりました」って言えるものじゃないですよね。バランスがあると思いますし。
他の業者さんだとけっこう「全体のイメージを壊しますよ」とか「コスト上がりますよ」と、ポジティブじゃない話が出てくる事が多いんですよね。
なので、今まではやりたくても結局妥協案みたいなところに着地しちゃって出来ないことが多かったので、すごくモヤモヤしてました。今まではやりたいことが全部できなかったんです。
―「やりましょう」ですからね、うちは。「やるためにどうしましょうか」というスタンスです。僕もそうだからわかるんですけど、「良いものにしたい」とずっと考えていると、アイデアって常に降りてくるものですよね。
そう言っていただけると、本当にありがたいですね。
いけるんだ!って思いました。
―編集して仕上がった動画を見た時はいかがでしたか?
めっちゃカッコよかったです。こんなにまとまるんだなと思って。期待以上だったのでビックリしました。
ひとつ僕がお願いしたのは、「エンディングで社員の顔を出せませんか」ということでした。
僕もアイデアが出てくるタイプなので、これだけいいものになったのだから、せっかくだったらもっと人の温かみが伝わるような、そんなエンディングをうまく作れないかとお願いさせてもらいました。
―エンディング良かったですね。すごくいい感じにまとまりました。ライブ配信当日の現場はいかがでしたか?
機材が想像以上に本格的で、チェリービーさんの現場ってすごい、テレビ局みたいだなと感じました。機材も多くて驚きましたが。
緊張もしなかったですね。若いスタッフの方にも色々ほぐして頂いたので、弊社の社員もみんなスムーズに進行できました。こういった本格的なライブ配信は初めてだったので、チェリービーさんにお願いして本当に良かったなと思います。
―ライブ配信のあと、みなさんの反応はいかがでしたか?
自社開発中の商品を公開する場になりましたが、その後お客様より製品のお問合せ等、色々お話をいただくようになりました。
それに「UCHIDAさんってすごくいい会社ですね。遊びに行きたくなりました」という声なども色々いただいて、UCHIDAというキャラクターを知ってもらったというか、それはすごく良かったなと感じていますね。
当日も終わって、社長からすぐ電話をもらって「すっごい良かったよ。ありがとう。もう満足だ」って言われたんです。
でも僕は「社長勘弁してください、喜んでる場合じゃないです。これはスタートですよ」と伝えました。これはゴールじゃないんですよね。
―それを言える落合さんもすごいですね。そういう言葉を聞けるのは、社長はめちゃくちゃ嬉しかったと思いますよ。
―全体を通して、チェリービーの印象はいかがでしたか?
いい意味で枠がなかったのですごくやりやすかったです。
専門的なご指導をいただきながら、僕らが考えなきゃいけないところは僕らの考えることに集中させていただけたという環境作り。
すごく配慮していただいているなというのを感じましたので、それはすごくありがたかったです。
わからないことが多かったので大変でしたけど、とても楽しかったし、いい思い出になりました。
全体的に、すごく親身になっていただけているというのをすごく感じましたね。
―動画は今後どのようにご活用されますか?
ショートカットバージョンを作って営業ツールにしたいと思っています。
ホームページから問い合わせをいただく際に、最初に個人情報を入れていただければ、会社の説明動画を見られるとか。
キャラクターが伝わるようなところを抜粋して、ショートムービーみたいな「UCHIDAはこういう会社です」みたいなものが作れるといいですよね。
それができたら、たぶんもっと公開していくと思いますので、是非ご相談させてください。
―ありがとうございます。是非やらせてください!
「社員のために会長・社長の歴史を映像化したい」と、映像の力に可能性を感じていただいている落合様。
お互いの夢や目標を熱く語り合い、気づけば1時間近くインタビューを受けてくださいました。
これからもチェリービーは100年企業を目指すUCHIDA様を応援させていただきます。
落合様、このたびはお話し頂きありがとうございました!
よくあるご質問
▼動画制作は初めてですが、大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です!
チェリービーは、たくさんの「初めて動画を制作される方」にご依頼いただいています。希望の動画イメージやご活用方法をヒアリングの上、貴社に合ったご提案をさせて頂きます。
もし、動画を作ること自体に不安があるようでしたら、こちらのページもご覧ください。
▼「映像制作会社を選ぶときに気を付けるべき6つのポイント(動画を作る前にやるべきチェックシート付き)
https://cherrybee.tv/document/checkpoint6/
▼どのくらいの期間で動画は完成しますか?
通常の動画制作は、1ヶ月〜2ヵ月での納品です。
内容によっては、納期が異なりますのでご注意ください。
ご希望の納期や活用時期に合わせて柔軟に対応いたしますので、
お急ぎの方はお気軽にご相談下さい。
▼動画制作にはいくらぐらいかかりますか?
お客様のお悩み・ご要望をヒアリング後、最適な料金プランをご案内させていただきますので、気軽にお問い合わせください。
▼各価格帯別に、過去の動画制作の事例をご紹介しております。
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