こんにちは、チェリービー・ブログ担当の花井です!
YouTubeやインスタグラム、LINEやTikTokといった動画を楽しめるSNSが盛り上がりを見せる中、企業や個人でも動画を活用することが日常化してきました。動画の編集ツールも様々あり、自身で動画の撮影から編集をする人も増えているのではないでしょうか?そこで今回は、動画制作実践・撮影編として、「ロケ」や「ロケハン」について、ご紹介します!
「ロケ」や「ロケハン」という言葉を耳にしたことがある方も、多いのではないでしょうか?
「ロケ」とは、ロケーションの略語で、「場所」や「位置」を意味します。
写真や動画の撮影においての「ロケ」とは、自宅や会社以外の外(映像制作の現場であれば放送局や撮影所以外の外)での撮影のことを指し、「ロケ撮影」と呼ばれたりもします。
「ロケハン」とは、ロケーション・ハンティングの略語で、直訳すると「ロケ撮影をする場所を探す」となりますが、役割的には、イメージ通りの撮影をするために最適な場所か、下調べをしに行くための作業がロケハンです。
ロケハンを行うことで、実際の撮影のイメージを膨らませたり、当日の撮影をスムーズに行う準備が出来ます。
イメージ通りの撮影をするために欠かせない「ロケハン」ですが、2つの重要チェックポイントがあります。それは、「周辺環境のチェック」と「撮影許可の有無の確認」です。
ロケ撮影を行う場合、「外での撮影(野外撮影)」と「レンタルスタジオでの撮影」の2パターンに分かれます。どちらの撮影においても周辺環境のチェックは欠かせません。危ない場所ではないか、人通りはどうか、交通量はどうか、また撮影当日に音の妨げになるような工事の予定はないかなど、事前に調べておくことが重要です。コンビニやスーパーなどが近くにあると、当日の買い出しにも便利です。スタジオ撮影の場合は、車を複数台駐めれるような駐車場は完備されているかなども大切なポイントです。
また、外での撮影の場合、撮影許可が必要になってくる場所があります。
駅や鉄道、公共施設や商業施設はもちろん、公園や河川においても、商用動画の撮影の場合は、撮影許可を取らなければいけない場合があります。特に私有地や公道、繁華街や観光地などは、許可が下りない場合や、申請をしてから許可が下りるまで時間を要する場合もあるので、早めの確認が必要です。
カフェや飲食店の中での撮影も例外ではありません。
撮影の前に責任者に許可を得ておくことで、未然にトラブルを防ぐことが出来ます。
あらかじめお客様の少ない時間帯などを確認し、お店の迷惑にならないよう行動することが大切です。
このように、「勝手に撮影してはいけない」場所や時間帯があることを念頭におき、事前に撮影許可の有無を確認してから、ロケを行いましょう。
動画の企画を練り、撮影のイメージが固まったら、ロケハンの準備をしましょう。
撮影の予算や立地、イメージなどの条件にあったロケ場所の情報収集をします。
気になった場所で撮影許可が下りない場合や、 実際に行ってみたらイメージと違った、ということもあるので、候補はいくつか挙げておきましょう。また外での撮影は、天候にも左右されるので、予備日の設定や、代替のスタジオも視野に入れてリサーチすると良いでしょう。
ロケハンに出かける前に、電話やメールで確認しておけることは、事前に確認しておきます。撮影許可は必要か、撮影可能な時間帯や曜日は決まっているのか、撮影する上で料金は発生するのかなど、あらかじめ確認しておきましょう。ロケハンの受け入れ体制も場所によって違ってくるので、必ず事前にアポをとってからロケハンに出かけましょう。
ロケハン当日は、実際の撮影を意識して出かけます。
時間帯なども、可能な限り当日と同じ時間帯に設定し、なるべく複数人で行きましょう。
複数人で行くことで、ロケハンで確認できることが増えます。
撮影本番で使用するカメラや、企画段階で作成した絵コンテ(動画の流れをイラストで表したもの)を持参すると、撮影の構図や動きのイメージがしやすくなります。また撮影候補地を様々な角度で写真に納めておくと、当日同行しなかったスタッフと、イメージを共有しやすくなります。
スタジオでのロケハンの場合は、窓の有無(光の差し方)、室内の間取り、家具の配置、電源の位置、用意されている機材や設備、控え室やメイクルームの有無、搬入口の場所や大きさなども確認しておけると良いでしょう。
ロケ候補地の中から、ロケ地決定のための資料を作ります。
候補地で撮影してきた写真や、現地までの所要時間、周辺情報などもまとめて検討します。撮影許可が必要な場合は、申請の手続きも進めましょう。
また企画の規模や、関わるスタッフの人数によっては、香盤表(撮影の際のスケジュールや進行を表にしたもの)を作成することで、それぞれの役割で進行イメージを共有できるので便利です。
ロケハンは撮影当日をスムーズに進行するための重要な役割を担っていると共に、イメージ通りの撮影をするためにも、とても大切な作業なのです。
以上、動画制作実践・撮影編として、「ロケ」や「ロケハン」についてご紹介しました!
撮影マナーを守って、オリジナルの動画制作に挑戦してみてはいかがですか?ロケ撮影または動画の企画などお困りごとがあれば、気軽にチェリービーにご相談ください!
よくあるご質問
▼動画制作は初めてですが、大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です!
チェリービーは、たくさんの「初めて動画を制作される方」にご依頼いただいています。希望の動画イメージやご活用方法をヒアリングの上、貴社に合ったご提案をさせて頂きます。
もし、動画を作ること自体に不安があるようでしたら、こちらのページもご覧ください。
▼「映像制作会社を選ぶときに気を付けるべき6つのポイント(動画を作る前にやるべきチェックシート付き)
https://cherrybee.tv/document/checkpoint6/
▼どのくらいの期間で動画は完成しますか?
通常の動画制作は、1ヶ月〜2ヵ月での納品です。
内容によっては、納期が異なりますのでご注意ください。
ご希望の納期や活用時期に合わせて柔軟に対応いたしますので、
お急ぎの方はお気軽にご相談下さい。
▼動画制作にはいくらぐらいかかりますか?
お客様のお悩み・ご要望をヒアリング後、最適な料金プランをご案内させていただきますので、気軽にお問い合わせください。
▼各価格帯別に、過去の動画制作の事例をご紹介しております。
ぜひ下記よりご覧ください。
https://cherrybee.tv/work/
〈 参考サイトURL 〉
■CINEMA DRIVE
撮影前にやっておこう!ロケハンの重要ポイント7つ〜屋内編〜
https://cinemadrive.jp/filming/1473/
■ハウススタジオ studio field
20年間ロケハンを続けてきた人のロケハンのやり方
https://studiofield.net/20年間ロケハンを続けてきた人のロケハンのや/
■whitepanda
これでバッチリ!スタジオ撮影におけるロケハンの目的とやり方
https://whitepanda.jp/column/46162220202602654
■CLOUDSIGN
撮影者を面倒で腐らせる「撮影許可ルール」の現実
https://www.cloudsign.jp/media/20210318-satsueikyoka/
■Oggi.jp
テレビなどで聞く「ロケハン」の意味とは?やり方・持ち物・確認事項なども解説
https://oggi.jp/6533822
■space palette
ロケハンとは?その目的とポイントを解説
https://space-palette.jp/blog/What-location-scouting-is
■SPACEMARKET
ロケハンとは?意味や目的、メリットなどをまとめてチェック!
https://www.spacemarket.com/magazine/know-how/location-scouting/