こんにちは!チェリービーブログ担当の成瀬です!
動画をビジネスに活用する「動画マーケティング」。スマホの普及と共に、投稿する側も簡単に動画を作れるようになったため、今では多くの企業が取っているビジネス戦略です。
一方で、「動画を作ってみたものの、ビジネスに活きているのかイマイチ分からない」といった声が多いのも現状です。
今回は、ビジネスで効果的に動画活用を行うための、効果測定方法と解析ツールの見方をご紹介していきます!
動画マーケティングにおける効果測定には、各プラットフォーム(SNS)が提示している解析ツールを使用します。解析ツールは、各プラットフォーム(SNS)内で使えるものもあれば、別アプリを起動して使用するものもあり、さまざまです。
また使用にあたって、一定の条件を満たす必要があるプラットフォームもあるので、その場合は条件提示に合った仕様にします。
主なプラットフォームの解析ツールは以下の通りです。
YouTubeアカウントを持っている人なら誰でも利用可能。アカウントのチャンネル内の「YouTube Studio」にアクセスし、「アナリティクス」の項目を参照します。
Instagramで解析ツールを使用するには、使用するアカウントを「プロアカウント」にする必要があります。
Instagramアプリ内でプロアカウントへの変更が可能です。変更後は「インサイト」という項目が増え、データが閲覧できるようになります。
TikTokも、解析ツールを使用するのに「プロアカウント」への切り替えが必要です。
設定内の「ビジネスアカウントに切り替える」をタップし、インサイトの設定をオンにすると「クリエイターツール」の項目が出てくるようになり、各データが見られるようになります。
Twitterアナリティクスは、Twitterアカウントを持っていれば誰でも使用可能ですが、パソコン上でのみアカウント全体のデータ閲覧ができます。
Twitterのアカウント上で、「Creator Studio」を選択すると、データを見る事ができます。またスマホ上では、各ツイートごとのみ、データの閲覧が可能です。
動画を公開後の効果測定を行うには、具体的な「目標設定」が必要不可欠です。目標が具体的であればあるほど、効果測定もしやすくなります。
動画マーケティング(Webマーケティングでも同様)における基本的な目標設定と効果設定の方法をご紹介します。
KGI(目標)とは、ビジネスにおける目標設定です。
例えば「ECサイト売り上げを前年比150%にする」などです。
CSFとは、①のKGIを達成するために最も重要となる要因です。
①の例「ECサイト売り上げを前年比150%にする」ために、
「YouTubeからECサイトへの流入を増やす」などが設定項目としてあげられます。
KPIとは、KGI(目標)達成のために必要となる具体的な目標です。
①の例で表した「ECサイト売り上げを前年比150%にする」ため、
②「YouTubeからECサイトへの流入を増やす」ために、必要な目標を設定します。
例えば、
などが具体的な目標にあげられます。
目標に基づいて、全体と各動画投稿のデータ収集・分析を行います。
例えば、チャンネル登録者が増えた投稿について、「どのような部分がそれに貢献したのか」を分析します。逆に、視聴者が少ない投稿は、「なぜそのようになったか」を分析します。これらを繰り返していくうちに、動画の改善点や顧客のニーズに合わせた内容の調整が可能になります。
データの分析を行えば、自然と動画に関する改善点が見えてきます。大切なのは、動画1投稿に対して、結果に対して一喜一憂するのではなく、定期的に効果測定をし、継続的な改善をしていくことです。
そのためには、動画の投稿期間ができるだけ一定になるよう投稿スケジュールを組み、データ(公開したい動画)をストックしていくことが重要です。
効果測定方法の全体像が見えてきましたが、初めて解析ツールを使う際は、難しい専門用語も多いですよね。ここからは、よく使う解析ツール上の用語をご紹介します!
■インプレッション数
動画のサムネイルが表示された回数
■クリック率
サムネイルが表示された回数のうち、クリックされた割合を示します。10%を超えていれば高い数値です。
■ユニーク視聴者数
動画を視聴するためにアクセスしてきたユーザーの推定数のことです。
「動画を視聴した実人数は何人か」を知りたいときに参考になるでしょう。
視聴回数とは関係なく、視聴したユーザーは 1 人のユニーク視聴者としてカウントされます。
■再生完了率
動画の視聴者全体の中で、動画を最後まで見た人の割合を示します。視聴者が動画をどれだけ見ているかの指標になります。
■トラフィックソース
流入経路。視聴者が動画を見る際に、どこから来たかを示します。検索や、他のSNS、広告からなど、さまざまな経路があります。
■エンゲージメント数
いいねやコメントなど、アクションを起こしたユーザーの数を表します。この数が多いと、優良動画と見なされ、プラットフォーム上での表示回数が増えます。
■CV(コンバージョン)
Webサイトにおける成果。例えばECサイトでは、「購入ボタンが押される」ことなどを指します。全体の表示回数とCVとの割合を「CV率(コンバージョン率)」と呼びます。
動画は、プラットフォーム内のアルゴリズムによって動かされているので、見られない動画の優先度は徐々に下がり、プラットフォーム上にあっても視聴者がいないコンテンツとなってしまいます。逆に言えば、改善を続けることにより、視聴者を増やすことができます。
効果測定は定期的に行い、KGI(目標)達成に必要なことを洗い出し、改善していきましょう。そうすれば、より狙った顧客に動画が届き、目標達成に繋がるアクションを生み出すことができます。
今回は、動画マーケティングにおける効果測定方法についてご紹介しました!
難しい用語が多いですが、やっていくうちにどんどん視野が広がっていく感覚になりますよ!
動画に関するお悩み事は、チェリービーにお気軽にご相談ください。
よくあるご質問
▼動画制作は初めてですが、大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です!
チェリービーは、たくさんの「初めて動画を制作される方」にご依頼いただいています。希望の動画イメージやご活用方法をヒアリングの上、貴社に合ったご提案をさせて頂きます。
もし、動画を作ること自体に不安があるようでしたら、こちらのページもご覧ください。
▼「映像制作会社を選ぶときに気を付けるべき6つのポイント(動画を作る前にやるべきチェックシート付き)
https://cherrybee.tv/document/checkpoint6/
▼どのくらいの期間で動画は完成しますか?
通常の動画制作は、1ヶ月〜2ヵ月での納品です。
内容によっては、納期が異なりますのでご注意ください。
ご希望の納期や活用時期に合わせて柔軟に対応いたしますので、
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お客様のお悩み・ご要望をヒアリング後、最適な料金プランをご案内させていただきますので、気軽にお問い合わせください。
▼各価格帯別に、過去の動画制作の事例をご紹介しております。
ぜひ下記よりご覧ください。
https://cherrybee.tv/work/
【参考URL】
■ITトレンド
アクセス解析の用語を解説!数量・率での分類毎に紹介
https://it-trend.jp/access_analysis/article/74-0012
■COCOO
知識ゼロでも絶対押さえておくべきWEBアクセス解析用語とWebマーケティング用語
https://digima.cocoo.co.jp/media/web-marketing-words
■MILBlog
YouTubeアナリティクスの見方&5つの注目指標をわかりやすく解説!
https://blog.mil.movie/marketing/11704.html
■WE LOVE SOCIAL
Instagramインサイトの分析・解析方法を徹底解説
https://www.comnico.jp/we-love-social/business-profile-instagram-insight-2
■Twitterアナリティクスを使った分析・解析方法を徹底解説!
https://www.comnico.jp/we-love-social/how-to-use-twitter-analytics
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TikTok分析の方法は?確認するべき重要指標やおすすめツール、インサイトの確認方法を解説
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