「事業再開パッケージ」小規模事業者持続化補助金まるわかりガイド　パート3

パート1で<一般型>、パート2で<コロナ特別対応型>とご説明してまいりました。

パート3では、新たに追加された「事業再開支援パッケージ」についてお伝えしたいと思います！

事業再開支援パッケージとは？

新たに追加された内容は以下の2つ！

1.補助率の引き上げ

<コロナ特別対応型>の対象事業「B.非対面型ビジネスモデルへの転換」「C.テレワーク環境の整備」
に対する取り組みが全体経費の6分の1以上であれば、当初3分の2だった補助率が4分の3まで上がります。
※残念ながら、「A.サプライチェーンの毀損への対応」は3分の2のままです。

2.事業再開枠

小規模事業者持続化補助金<一般型>または<コロナ特別対応型>のオプションとして、上限50万円が上乗せされます。
※ただし、小規模事業者持続化補助金<一般型>または<コロナ特別対応型>の交付決定額を超えない範囲。
※単独での申請はできませんのでご注意ください。

「事業再開枠」の対象事業

業種別ガイドライン等に基づく、以下の感染防止対策が対象事業となっています。

2020年5月14日以降に発生した経費が対象となります！

①消毒費用
・消毒設備（除菌剤の噴霧器、オゾン発生装置、紫外線照射機等）の購入費
・消毒作業の外注費
・消毒液・アルコール液の購入費

②マスク費用
・マスク・ゴーグル・フェイスシールド・ヘアネットの購入費

③清掃費用
・清掃作業の外注費
・手袋・ゴミ袋・石けん・洗浄剤・漂白剤の購入費

④飛沫対策費用
・アクリル板・透明ビニールシート・防護スクリーン・フロアマーカーの購入費
・上記の施工費

⑤換気費用
・換気設備（換気扇、空気清浄機等）の購入費

⑥その他衛生管理費用
・ユニフォームのクリーニング外注費
・トイレ用ペーパータオル・使い捨てアメニティ用品の購入
・従業員指導等のための専門家活用費
・体温計・サーモカメラ・キーレスシステム・インターホン・コイントレー・携帯型アルコール検知器の購入費

⑦PR費用
・ポスター・チラシの外注、印刷費

①～⑦以外の経費は補助対象とはなりませんので、お気をつけください。

また、①～⑦に掲げる経費においても、補助対象とならない場合もありますので、必ず「公募要領」で詳細をご確認くださいね。

ここまで<一般型><コロナ特別対応型>「事業再開枠」について見てきましたが、いかがでしたか。
ご自分のところの取組が補助対象になりそうな企業様は、ぜひ申請してみてくださいね。

そして、実は、2020年6月15日に出ている「公募要領　第4版」によると、
クラスター対策が特に必要と考えられる業種については、さらに50万円が上乗せされることになったのです！

パート4では、補助金のさらなる追加対象となる「特例事業者」様向けに、詳しくお伝えいたします！

（ブログ担当：小村）

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