学ぶって楽しい！子どもの生きる力を育む「子ども大学SAITAMA」

皆さんこんにちは！花井です。

今回は「子ども大学SAITAMA」を紹介します。

子ども大学SAITAMAとは

子ども大学SAITAMAは、さいたま市内の10才以上の子ども（小学4・5・6年生）を対象に、市内にある大学や各種学校、民間機関、地域、保護者の皆の協力を得ながら、大学レベルの内容をやさしく教える、「子どものための大学」です。

毎月1回（または2回）子ども達の知的好奇心を育む機会を提供しています。現地で学び、皆で意見を交わしながら、自分たちで能動的に学ぶ教育＝アクティブ・ラーニングを実行しています。

大学のキャンパス等を会場に、大学教授や地域の専門家等が講師となり、講義や体験活動が行われています。

子ども大学そのものは、2002年にドイツのチュービンゲン大学で始まり、ヨーロッパに広まりました。

日本では2009年に「子ども大学かわごえ」が誕生し、現在100校近くの子ども大学が開校されています。

子ども大学SAITAMAは、子ども自らが疑問に気づき、自分の力で考え、学ぶ楽しみを経験しながら、変化に対応していく力＝生きる力を育んでいく‥そのような場を提供することを目的としています。

子どもは地域で育てる。それが子ども大学SAITAMAです。

３つの分野を意識した講義

では「子ども大学SAITAMA」の具体的な内容はどうなっているのでしょう？

「はてな学」「ふるさと学」「生き方学」の３つの分野を意識した講義を展開しています。

①「はてな学」

ものごとの原理や仕組みを追求しよう！

子どもの “なぜ？” “どうして？” の気持ちを育てよう。

②「ふるさと学」

地域を知り、郷土を愛する心を育てよう！

ふるさとの良い文化を継承していこう。

③「生き方学」

自分を見つめ、人生や将来について考えよう！

交わりの中で、将来の人材を育もう。

チェリービーと子ども大学SAITAMA

代表の山口は、子ども大学SAITAMAの実行委員として2014年から現在まで携わり、2017年には実行委員長も務めました。現在は会社として協賛しています。

先のブログ「さいたま市SDGs企業認証制度」でも触れた通り、“ 質の高い教育をみんなに ” に取り組んでいます。

以下、代表の山口談です↓↓

私が今の仕事に就いたのも、小学生の時に出会った「テレビの裏側」というテーマの本からでした。

小学生の時にその本に出会わなければ、テレビのディレクターにもなっていないし、 起業して映像会社の経営をすることもなかったでしょう。

子どものうちに沢山のことを知り・学ぶ機会はとっても重要で、もしかしたらその子の一生を決める可能性だってあると思います!

今年度の募集は終わってしまいましたが、2022 年度も開催する予定ですので、ご興味ある方は、ぜひご参加ください!

2021年度の講義内容をご紹介！

昨年度はコロナ禍で子ども大学は中止に。その後実行委員会を重ね、どうしたら安全に密を避けて開催出来るかを検討。

その結果、定員もこれまでの1/3に減らし、今年度は募集をかける事が出来ました。

2021年度「子ども大学SAITAMA」の講義内容を紹介します！

• ■ 入学式（7月開校）
  
  
• ■ 手話で心を伝えよう（生き方学）
  言葉以外のコミュニケーションで、“ 伝える ” を考えよう。
  
  
• ■ スポーツ科学を学び、あなたもスプリンター（はてな学）
  スポーツ科学の観点から、早く走れる方法を身につけよう！
  
  
• ■ 博物館に潜入してみよう！（ふるさと学）
  大切な資料を守りつつ、多くの人に見て知ってもらう空間作りとは？
  
  
• ■ スピーチライターによる、小学生からはじめるパブリックスピーキング（生き方学）
  （ ↑ オンラインzoom講座 ）
  普段話している言葉をベースに人前で話す話し方＝パブリックスピーキング。
  人前で話す極意とは？
  
  
• ■ 氷川神社を巡りながら、歴史と文化を学ぼう！（ふるさと学）
  大宮の神社といえば氷川神社。歴史や神様への挨拶の仕方、様々な物の由来を学ぼう！
  
  
• ■ 人間総合科学大学講座（生き方学）
  スポーツ用義足体験。（内容協議中）
  
  
• ■ ロボットプログラミングを活用してみよう！（はてな学）
  ドローンもしくはレゴのプログラミング講座。（予定）
  
  
• ■ 修了式・一人ひとり発表しよう！
  学んできたこと、感じたことなどをまとめてアウトプットしよう！
  
  

どれも魅力的な講義内容で、自分が子どもだったら興味を抱くのではないでしょうか？
いえ、大人になった現時点でも参加してみたいです（笑）

我が家の長女も小学生時代、子ども大学に参加させてもらった経験があります。

とても大人しく、自分を表現するのが苦手な子ですが、全講義を終了し卒業した時に、「楽しかった！」と話していました。

学校という場所以外に、子どもが自分を成長させる事が出来る場所があるって、とてもありがたいですよね！

親でも学校の先生でもない大人との関わり、そして普段は時間を共有することのなかった同世代の友達。

そんな場所を提供してくれる「子ども大学SAITAMA」。今後もどんどん発展していってほしいと思います。

〈 参考ページURL 〉
■子ども大学 SAITAMA
https://cu-saitama.com

■子ども大学かわごえ
http://www.cuk.or.jp

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