動画講座/クラーク記念国際高等学校

こんにちは。
弊社では、昨年度からクラーク高校の講師を担当させていただいております。
本日は、クラーク高校と、その授業についてのご紹介をしたいと思います。

クラーク記念国際高等学校は日本最大級の通信制高校です。
全国にキャンパスがあり、11,000人以上もの生徒が在籍しています。

弊社が授業を行っているのは、さいたま市にあるさいたまキャンパス。
・総合進学専攻
・インターナショナル専攻
・保育・福祉専攻
・スポーツ教育専攻
・情報コミュニケーション専攻
・サイエンスデザイン専攻
・オンリーワンコース
の7コースがあり、専攻を自分で選択することができます。

その中の情報コミュニケーション専攻のカリキュラムに動画講座の授業があり、昨年度からその講師を弊社のスタッフが担当させていただいています。

授業は週に1回、動画の撮り方や編集の基礎を教えています。
クラーク高校では生徒全員にiPadが配布されているので、そのカメラ機能と動画編集アプリを使用して動画を制作しました。

昨年度の授業では、グループワーク・個人課題含めて6本の動画を作りました。

• ■ ①クラーク高校を紹介する動画
• ■ ②自己紹介ムービー
• ■ ③夏休みの思い出ムービー
• ■ ④ストップモーション（トリックムービー）
• ■ ⑤発表会に向けての動画

簡単なものからひとつずつ、楽しみながら勉強し「全員が動画を作れるようになる」という目標を達成することができました。

ここで、講師を担当した弊社スタッフの山口亜希子のコメントです。
インタビューをしましたので、ご覧ください。

Q.普段は制作を担当していますが、学校の授業はどうでしたか？

高校生に教えるのは初めてなので、最初はとても緊張しましたが、慣れるにつれて、コミュニケーションが取れるようになり、若い方々のやる気とアイデアに驚くばかりでした。

Q.「動画を作るのは初めて」という生徒さんもいたと思いますが、工夫したことはありますか？

誰でも作れるように、構成を簡単にまとめられるシナリオシートを用意しました。動画の基本は構成なので、まずテーマを決めることから始められるようにしました。

Q.昨年の授業を通しての感想をお願いします。

1年の総まとめとして、学校内での発表会があり、そのとき動画講座を受けた生徒さんの発表が一番盛り上がっていたので、すごくよかったと思いました。
最初は、まったく作ることのできなかった生徒さんが、自分で作れるようになったこともうれしかったです。まずは、1本作ってみる、という経験をどんどん重ねていくと、いろんな動画を作れるようになると思いました。私自身もとても勉強になりました。今年は、コンテストの応募にも挑戦したいです。

「動画の基本は構成」は、チェリービーでよく耳にする言葉です。

クリエイティブなものはセンスや感覚で作るものだと思われがちですが、実際には「この動画はどんな人に見てもらいたいか」「それを踏まえてどんな内容にするか」などを理論立て、パズルのように組み合わせながら作っているのです。
構成をしっかり作ることは動画制作に関わらず大切なことなので、今後の勉強や将来の仕事の役に立てたらいいなと思います。

そして昨年、この授業のことが埼玉新聞に掲載されました。
受講した生徒さんからは「普段動画を見ている時には感じなかったけれど、撮影の仕方も動画を制作することで大切なことだと分かった。」といった、嬉しい感想をいただいています。

今年度も動画講座の講師を継続させていただいております。
授業を選択した生徒さんが、昨年度より大幅に増えました。
5月は在宅期間中のため、Zoomを利用したリモート授業を行っています。

動画を実際に作ることで、ただ作り方を学ぶだけではなく、ものづくりの楽しさや難しさ、やりがいなどたくさんのことを感じてもらえたらと思います。
今年度も精一杯頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

（ブログ担当：乙川）
映像制作・動画制作なら映像制作会社チェリービー（埼玉県・東京都）

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