高校の授業で動画制作を教えてます

こんにちは。
チェリービーの山口亜希子です。

昨年から、さいたま市にあるクラーク国際記念高校にて動画講座の講師をしています。
最初は緊張しっぱなしでしたが、次第に高校生のみなさんと打ち解けて、
とても楽しく、また、私も刺激を受けています。

誰でもできる動画編集のスキルより、もっと大事なことをお伝えしたい、と思って、
先日は、シナリオの重要性について、講義しました。

「日本映画の父」と言われるマキノ省三さんの「１スジ、２ヌケ、３動作」という言葉をお伝えしました。

なぜ、このお話をしたかというと、私が大学生のとき学んで、今もすごく覚えている言葉だからです（大学は映画学科で、映像理論などについて学びました）。

当時の私は「本当にそうなのかな」と半信半疑でしたが、この言葉はずっと頭に残っていまして、仕事をするようになってから、「確かにシナリオが一番大事！」と実感できるようになりました。

シナリオ制作には、起承転結が大事です。
そして、困難や葛藤がどんどん入ってくるとおもしろくなります。
これは映画やドラマだけでなく、人の人生を描いたドキュメンタリー番組でも同じです。

困難や葛藤から立ち上がる人を、私たちは応援したくなるのでしょうね。

また、映像編集の講義のときには、「モンタージュ理論」について、話しました。

「映像のカットをつなげることで、前後の映像によって意味が変わる」というものなのですがこれも、
私が大学生のときに知り、衝撃を受けたものです。

これを知ったとき、「映像の編集ってすごい」と心が震えたことを覚えています。

私が大学時代に学んだことが、今も役立っていることに、我ながら感動してしまいました。

そして、自分が大学生のころから、今までずっと映像に関わっていることに気づかされ、
やっぱり映像が好きで、魅了されてきたのだなあと思いました。

高校生のみなさんは、出てくるアイデアが本当におもしろくて、感性に溢れているなあと感心させられるばかりです。

今回オンラインの授業になったので、リモートで映画を撮ることに挑戦しています。
どんな映画が出来上がるか、とても楽しみです。

（ブログ担当：山口亜希子）
映像制作・動画制作なら映像制作会社 チェリービー（埼玉県・東京都）

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