こんにちは!チェリービーブログ担当成瀬です。
みなさんは、D2C(DtoC)というビジネスモデルをご存じですか?
D2C(DtoC)とは、「Direct 2 Consumer(Direct to Consumer)」の略で、2000年の後半頃からこのビジネスモデルの考え方を採用する企業が増えてきました。実は、D2C(DtoC)は、とても動画と相性が良いと言われています。
今回は、D2C(DtoC)とは何か?という基礎の部分から、D2C(DtoC)での上手な動画の活用方法までをご紹介してきます!
D2C(DtoC)とは、「Direct 2 Consumer(Direct to Consumer)」の略で、
「製造者がダイレクトに消費者と取り引きするビジネスモデル」のことを指します。
従来から多く活用されているビジネスモデルは、メーカーやブランドが、自ら企画・製造したオリジナルの商品を問屋や小売業者を活用して、販売していた仕組みです。
一方で、D2C(DtoC)のビジネスの仕組みは、メーカーやブランドが、自ら企画・製造したオリジナルの商品を問屋や小売業者を介さずに、自社のECサイトを使って直接、消費者に販売する「直販」という形を採用しているのです。
しかし、「直接」または「メーカー販売」という言葉は、新しいビジネスモデルかというとそうではありません。昔から、問屋や小売業者を介さずにメーカーが直接消費者に対して自社製品を販売する仕組みはあったようです。
現在のビジネスにおいて、D2C(DtoC)が注目される背景には、インターネットの普及により、EC市場が拡大したことが大きく関係しています。
EC(Electronic Commerce・電子商取引)は、インターネット上で商品やサービスを取引することを指します。物を売買するケースもECと呼び、オンラインショッピングと言い換えてもよいでしょう。
ECを活用することで、商品を売る側は、店舗が不要で家賃や人件費をかけずに、世界中の人をターゲットに商品を販売することができます。自社でメディアを持つことによって、インターネット上に簡単に情報発信をすることができ、自社で情報収集することができるようになります。ECサイトも変化を見せており、販売手数料等を支払わない自社ECが増えています。
D2C(DtoC)のビジネスの特徴として重要なのは、
これらをすべて自社で一貫して、決定権を持っているということでしょう。
メーカーやブランドが、自ら企画・製造したオリジナルの商品のマーケティング・ECサイト運営・集客において、全てネットを介して行うので、ここに「動画」を導入すると非常に効果が高いと言われています。
D2C(DtoC)と動画は、なぜ相性が良いのかを深掘りしていきます!
動画は、SEO的に高く評価される傾向があります。Googleで検索をかけると、検索に対する関連性の高いYouTube動画が一番上に表示された経験がある方も多いのではないでしょうか。現状テキストや商品画像のみでPRしているECサイトより、商品紹介の動画など、商品に関する動画を設置したECサイトの方が、SEO対策の観点でみた時に結果的に上位表示されやすいということです。アルゴリズムは日々変化しますが、動画は有利な傾向があります。
商品の購入を検討している方に対して、商品の特徴・使い方・使用感などを画像や文章で伝えるより、動画を見た方が格段に伝わりやすい性質があります。ECサイトに訪れた消費者が、サイトを閲覧している短い時間で、多くの情報を伝えたい時や視聴者にインパクトを与えたい時は動画を使わない手はありません。
YouTubeやInstagramなど様々なSNSでは、視聴者が動画を拡散することが出来ます。商品や商品動画がユーザーに評価されると、SNSの拡散機能によって爆発的に広まる可能性があります。商品広告を出さなくても、すでに利用されている消費者の声が拡散されることによって、商品を検討している方への購入の後押しになるかもしれません。
動画をどこで流すかにも、様々な選択肢があります。
〔動画掲載例〕
主なものを挙げただけでもこれだけあります。
「自社ECサイトに動画を載せる」と、購入者に商品の情報が分かりやすく伝わり、購入の後押しに繋がるなどのメリットがあります。
また、「商品のYouTubeチャンネルを運用する」・「SNS投稿をする」では、コメント欄などで消費者からコメントをもらえる可能性があります。消費者からの意見をダイレクトに受け取り、新商品開発や業務改善に役立てることができます。
一方で、「動画広告を使う」ことに対して、D2C(DtoC)では慎重に判断した方が良いと言われています。D2C(DtoC)では、宣伝感の薄いコンテンツの方が好まれる傾向にあるのが理由です。D2C(DtoC)では、「自分にとって身近である」や「愛着が湧く」などが購入の判断材料になる傾向が高く、動画宣伝感が強すぎると消費者が離れる場合もあることも頭に入れておきましょう。
動画を設置しても、商品の販売に繋がらなければ意味がありません。
例えば、自社ECサイトに動画を掲載するのであれば、購入ボタンの近くに配置する、など工夫をすることが必要です。YouTubeチャンネル運営などをする場合は、ECサイト情報を分かりやすく提示し、自社ECサイトへ誘引することに繋げましょう。
YouTube・Twitter・Instagramなどでの各SNSの多くは、アナリティクス分析ができるようになっています。どのような層が動画を視聴しているのか、動画の中のどの部分が最も視聴されているかなどが分かるようになっています。これらの情報をマーケティングや商品開発に活かすことが可能です。
以上、今回はD2Cと動画についてお伝えしました!
D2C(DtoC)は自社で商品開発から販売まで完結でき、収益性が高いメリットがある一方で、マーケティングや販売の悩みを抱えることも少なくありません。
チェリービーでは、メーカー様の商品動画制作実績も多くあるので、興味のある方はお気軽にご相談ください!
よくあるご質問
▼動画制作は初めてですが、大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です!
チェリービーは、たくさんの「初めて動画を制作される方」にご依頼いただいています。希望の動画イメージやご活用方法をヒアリングの上、貴社に合ったご提案をさせて頂きます。
もし、動画を作ること自体に不安があるようでしたら、こちらのページもご覧ください。
▼「映像制作会社を選ぶときに気を付けるべき6つのポイント(動画を作る前にやるべきチェックシート付き)
https://cherrybee.tv/document/checkpoint6/
▼どのくらいの期間で動画は完成しますか?
通常の動画制作は、1ヶ月〜2ヵ月での納品です。
内容によっては、納期が異なりますのでご注意ください。
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▼動画制作にはいくらぐらいかかりますか?
お客様のお悩み・ご要望をヒアリング後、最適な料金プランをご案内させていただきますので、気軽にお問い合わせください。
▼各価格帯別に、過去の動画制作の事例をご紹介しております。
ぜひ下記よりご覧ください。
https://cherrybee.tv/work/
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【参考資料】
■SB payment servise
D2Cとは何か?従来の販売モデルとの違いやメリット・デメリットを解説
https://www.sbpayment.jp/support/ec/d2c-merit/
■ECMarketer
D2C成功の鍵はYoutubeにあり!動画マーケティングの成功ポイントまとめ
https://www.sbpayment.jp/support/ec/d2c-merit
■RCMEDIA
動画マーケティングは「D2C」の成功に貢献する?
https://rabbitc.co.jp/library/article-16/