こんにちは!チェリービー・ブログ担当の花井です!
今回のテーマは、“ 子ども教育におけるICT活用 ” です!
ちなみに「ICT」とは、「情報通信技術(を活用したコミュニケーション)」のことを指します。
文部科学省の「 GIGAスクール構想」(※1)提唱から、はや3年。公立の中学校や小学校でも、1人1台タブレットが配布されました。コロナ禍になり、最初はどうなることかと思っていた学校授業も、今では、生徒が学校に登校できない日は、オンラインでの授業に切りかえるスタイルが定着してきています。
今の子供たちは、幼少期からスマホやタブレットに触れる機会が多く、動画配信サービスやYouTubeを見て育った、“ 動画ネイティブ世代 ” です。なので、小学校低学年の子供たちでも、あっという間にオンライン授業に慣れ、今ではオンラインツールを使いこなしています!
オンラインを活用した授業には、いくつかのやり方があり、まずはそれぞれのメリット・デメリットなどをあげながらオンライン授業動画の特徴を紹介していきますね!
(※1)GIGAスクール構想…全国の児童・生徒に、1人1台の端末と、高速通信環境を整備し、「個別最適化され、創造性を育む教育」を実現するための、文部科学省の取り組み。
ひと言で “オンライン授業” と言っても、いくつかの「やり方」があります。
「双方向性授業」は、主に学校教育の現場で活用されています。
「ライブ配信型授業」「オンデマンド型授業」は、特に学習塾や通信教育で活用されています。学習塾では、双方向性授業を効果的に組み合わせて、さまざまな授業を展開しているようです。
では、それぞれの特徴を解説していきますね!
ZoomやSkypeなどのビデオ会議システムを利用し、リアルタイムに、先生と生徒がつながる授業。
一番のメリットは、「わからないことをすぐに質問できる」こと。リアルタイムならではの「臨場感のある授業」ができます。
デメリットとしては、通信環境が整わないと、映像が途切れ、「いま先生がなんて言ったかわからなかった!」というアクシデントが起こることです。
配信プラットフォームを利用し、決まった時間に、あらかじめ撮影した授業動画を配信します。YouTubeなどの無料のプラットフォームを利用したり、有料のサービスを利用したりと、配信方法は様々です。
メリットとしては、あらかじめ授業動画を撮影しておけるので、「要点を絞り、濃縮した内容の授業を届けられる」ことです。
デメリットは、「録画授業ゆえに、臨場感にかける」という点ですね。また、決められた時間に配信されるので、双方向性授業と同じく、時間の制約があります。
サーバーに授業動画をアップロードしておき、生徒の自由なタイミングで学習してもらうシステム。
学習塾などでは、専用アプリと連携し、より使いやすさを追求しているところもあります。
なんといってもメリットは、「自分のペースで学習できる」こと。
予習・復習にも最適です!ライブ配信型授業と同じく、あらかじめ録画された動画なので、内容が精査されていますし、「わかりにくい部分を繰り返し見れる」ことも最大の特徴。
デメリットは、いつでも見ることが出来るがゆえに「油断が生じる」こと。生徒の自己コントロール能力が求められます。
このように、オンライン授業には、いくつかのやり方があります。生徒のニーズに合わせて、使い分けできるのがベストですね。
また、自治体や学校によっては、独自のソフトウェアを利用し、他とは違うICTの取り組みをしているところもあります。次に紹介しますね!
「アクティブ・ラーニング」という言葉をご存知ですか?
これは10年ほど前から、文部科学省が推進している学習方法で、ひと言でいうと「能動的学習」という意味です。
アクティブ・ラーニングは、「主体的」「対話的」「深い学び」の3つの要素で構成されています。自己発信できる人、多様な価値観を認め合える人、その上で自分を最大限に発揮し、社会で活躍できる人を育てます。
このアクティブ・ラーニングという学習方法と、ICTをうまく組み合わせていくことが、これからの教育の在り方です。
とある小学校では、「Flipgrid(フリップグリッド)(※2)」というソフトウェアを活用して、独自のICT教育を実践しています。
このソフトウェアは、「動画で先生がお題を出す」→「その答えを、生徒が動画で投稿する」という、ちょっと面白い仕組みです。子どもの遊び心をくすぐりますよね!
生徒たちの投稿動画は、動画サムネイル一覧で共有することができ、コメントを付け合うことができます。つまり、先生の問いかけに対して、全員が解答し、その答えをクラスで共有、さらには意見を出し合うことができるわけです。
(※2)Flipgrid…Microsoft社が無料提供しているソフトウェア。
ダウンロード版とWeb版がある。フリップグリッド社が開発した教育用ソフト。
アクティブ・ラーニングの学習方法に、
というのがあります。
つまりは、「色々な意見を出し合う」→ 「自分なりに情報を整理する」→「答えを導き出し発信する」という一連の訓練が、対面できなくても、動画を活用してかなうわけです!
生徒たちは遊び心で動画を活用し、主体的に学ぼうとする姿勢が自然と育まれ、気づかないうちにアクティブ・ラーニングを実践しています!
新しい体験をするとき、まずは「楽しい」と感じられることが大切ですよね!
このソフトウェアは、他にも「音楽のテスト」や「掛け算九九」、「音読の練習」などにも活用しているそうです。動画投稿型なので、いつも “カメラの向こうの誰か” を意識し、緊張感を持って取り組めますね!
また、海外の子供たちとの英語学習や、児童集会、遊びにもFlipgridを活用しているそうです。興味のある方は、こちらを読んでみてくださいね!
なにより日常的に、授業で動画に触れられることが良いですよね!
これからの教育現場は、どんどんICTが進んでいき、生徒が動画を制作する場面も増えてくると思います。楽しみながら、子ども教育にも動画を活用していけたら良いですね!
以上、子ども教育におけるICT活用について書いていきました!
Let’s use videos for learning!
よくあるご質問
▼動画制作は初めてですが、大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です!
チェリービーは、たくさんの「初めて動画を制作される方」にご依頼いただいています。希望の動画イメージやご活用方法をヒアリングの上、貴社に合ったご提案をさせて頂きます。
もし、動画を作ること自体に不安があるようでしたら、こちらのページもご覧ください。
▼「映像制作会社を選ぶときに気を付けるべき6つのポイント(動画を作る前にやるべきチェックシート付き)
https://cherrybee.tv/document/checkpoint6/
▼どのくらいの期間で動画は完成しますか?
通常の動画制作は、1ヶ月〜2ヵ月での納品です。
内容によっては、納期が異なりますのでご注意ください。
ご希望の納期や活用時期に合わせて柔軟に対応いたしますので、
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お客様のお悩み・ご要望をヒアリング後、最適な料金プランをご案内させていただきますので、気軽にお問い合わせください。
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https://cherrybee.tv/work/
【参考サイトURL】
■NECフィールディング
オンライン授業(遠隔授業)とは?種類やメリット・デメリットなどを徹底解説!
https://solution.fielding.co.jp/school_ict/column/202008_01/
■キャリア教育ラボ
アクティブ・ラーニングとは?文部科学省が推進する理由と3つのポイント
https://career-ed-lab.mynavi.jp/career-column/69/
■コエテコbyGMO
子どものオンライン学習に必要なもの・親ができるサポート・効果的な学習法のコツ教えます!
https://coeteco.jp/articles/10878