こんにちは!チェリービーブログ担当成瀬です。
みなさんはZ世代という言葉をご存じですか?言葉の通り世代を表す用語で、1997~2012年生まれの人たちのことを指します。
Z世代は他の世代とは違った新しい価値観を持ち、これからの時代において購買力が高くなる世代だと言われています。
今回は、マーケティングにおいて重要なポジションを占めるZ世代と、動画の関係をご紹介します。
動画プロモーションや事業のオンライン化をご検討中の方は、ご一読ください!
Z世代とは、アメリカで誕生した、世代を表す用語です。主に現在の15歳~24歳くらいまでの人を指します。
この世代の時代背景としては
などが挙げられます。
マスメディア離れが顕著で、消費に対して積極的でないなど、従来のマーケティングや広告戦略が通用しないZ世代。この世代のキーワードになるのが「自分らしさ」だと言われています。
ブランドにとらわれず「自分(の価値観)に合っているか」という面で物事を選ぶ割合が大きいです。
その背景にはSNSなどのソーシャルメディアの発展があります。
SNSを通じてさまざまな価値観に触れる機会が多く、自己表現の場も身近にあります。多くの選択肢の中で自分に合ったものを選び、それをまた自分らしさとして発信していく、その流れが当たり前にある世代です。
Z世代の消費行動に繋がるポイントとして「話題性」と、「心を動かされるか」ということが挙げられます。
「話題性」でもSNSの普及が大きく関係します。自らが情報を発信する立場にもなるため、話題にできるものを好む傾向があります。「映える」、「フォトジェニック」などもこのことに繋がってきます。
また単にテレビなどで話題になっているものを好むということではなく、自分が応援しているインフルエンサーが紹介したものを購入するなど、自分にとって身近であったり、共感できるかということがポイントとなります。
「心を動かされるか」については、Z世代が使う「エモい」や「推し」などの言葉がヒントとなります。「エモい」とは、強く心を揺さぶられたときの感情を指す言葉で、「懐かしい」「感傷的」「感動的」「ノスタルジック」などの意味合いを含んだ言葉です。若者の間での昭和レトロブームなどがこれに当たります。
「推し」は一押しのアイドルやインフルエンサーのことを指します。Z世代では、推しを応援したい!という気持ちが購買行動に繋がります。ライブ動画の投げ銭や、インスタグラマーのPRした商品が売れることなどからも読み取れます。
Z世代においてはテレビの視聴時間よりもインターネットを利用する時間が長く、この特徴は若くなるほど顕著になります。中でもSNSの利用率は他の世代と比較して高く、日頃からSNSを情報源としていることが想像できます。
利用プラットフォームとして、高いものから①YouTube、②LINE、③Twitter、④Instagram、⑤TikTokの順となっています。1位がYouTubeで、その他も動画が視聴できるSNSが多く入っていることから、Z世代は動画視聴が定着化していると言えます。
サムライト株式会社によると、Z世代においては約7割のユーザーがショート動画を視聴しているという結果が出ています。またどのプラットフォームにおいても「週5日以上ショート動画を利用する」人は35%以上となっています。このことは、Z世代がネットを使用する際にスマートフォンを使う割合が圧倒的に高いことが関与しています。Z世代は、動画の中でもショート動画を愛用する人が非常に多いと言えるでしょう。
Z世代の嗜好でも触れましたが、Z世代においては「自分事としてリアルに捉えられるか」「自分の価値観の琴線に触れるか」ということが非常に重要になってきます。多様性を意識した商品展開や、動画視聴者にとって身近に感じられるマイクロインフルエンサー(フォロワー数が1~10万人)をPRに活用するなど、他の世代とは違った施策を考える必要があります。
またZ世代は情報の発信力もあるので、簡単に真似することができる内容の動画が、Z世代によって拡散されてブームになる、などの成功例もあります。
以上、今回はZ世代と動画についてお伝えしました。マーケティングやプロモーションが難しいと言われているZ世代。しかし彼らはこれから社会進出を果たしていき、消費者層としてかなり大きな割合を占めるようになっていきます。
Z世代を意識した施策を考える際の参考にしてみてください!
よくあるご質問
▼動画制作は初めてですが、大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です!
チェリービーは、たくさんの「初めて動画を制作される方」にご依頼いただいています。希望の動画イメージやご活用方法をヒアリングの上、貴社に合ったご提案をさせて頂きます。
もし、動画を作ること自体に不安があるようでしたら、こちらのページもご覧ください。
▼「映像制作会社を選ぶときに気を付けるべき6つのポイント(動画を作る前にやるべきチェックシート付き)
https://cherrybee.tv/document/checkpoint6/
▼どのくらいの期間で動画は完成しますか?
通常の動画制作は、1ヶ月〜2ヵ月での納品です。
内容によっては、納期が異なりますのでご注意ください。
ご希望の納期や活用時期に合わせて柔軟に対応いたしますので、
お急ぎの方はお気軽にご相談下さい。
▼動画制作にはいくらぐらいかかりますか?
お客様のお悩み・ご要望をヒアリング後、最適な料金プランをご案内させていただきますので、気軽にお問い合わせください。
▼各価格帯別に、過去の動画制作の事例をご紹介しております。
ぜひ下記よりご覧ください。
https://cherrybee.tv/work/
【参考URL】
■TRANS
Z世代とは?|特徴や価値観が今後のマーケティング施策のヒントになる
https://www.trans.co.jp/column/knowledge/generation_z/
■YAHOO!ニュース
もう止まらないZ世代のショート動画人気。週5日以上視聴は3割超、TikTokだと7割近くに【サムライト調べ】
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c9b6f1b5c14eb04c835e5a36225cd162d88c6a0
■PRTimes
YouTube/Instagramユーザーの約7割が視聴!サムライト、Z世代の『ショート動画』利用状況に関する調査を実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000113.000011519.html
■@DIME
若い人がよく使っている言葉「エモい」とはそもそもどういう意味?
https://dime.jp/genre/1100977/
■Nieslen
Z世代とのコミュニケーションでは、動画とソーシャルネットワークの活用方法の把握が重要
https://www.nielsen.com/jp/ja/insights/article/2021/media-consumption-by-gen-z-and-millennials20210225/