こんにちは!チェリービーブログ担当の成瀬です。
近頃、「タテ型動画(縦型動画)」という新たなフォーマットが注目されています。「タテ型動画(縦型動画)」とは、その名の通りスマートフォンを縦のままで視聴できる動画のことです。
3、4年ほど前から「タテ型動画(縦型動画)」がトレンドとなり、企業も広報活動に導入する動きがあります。最近では視聴できるプラットフォームも増え、見たことがある人も多いのではないでしょうか。
今回はこの「タテ型動画(縦型動画)」について、活用するメリットと上手な活用の仕方をご紹介していきます!
タテ型動画(縦型動画)とは、スマートフォンを縦にしたままフルスクリーンで再生できる、画面比率9:16の動画のことを指します。
TikTokをはじめ、Instagram、Facebook、YouTubeなどでよく視聴されています。タテ型動画(縦型動画)は一般的に次の特徴があります。
スマホを縦向きのまま横向き動画を視聴すると、スマホの1/3ほどの面積で動画が流れますが、タテ型動画(縦型動画)はスマホの画面ほぼ100%で動画が流れます。タテ型動画(縦型動画)は、スマホの画面に最適化された動画なので、動画への没入感が上がり、ユーザーの注意を引く効果が期待できます。
タテ型動画(縦型動画)は、TikTokの登場で急速に広まり、現在InstagramやYouTubeでも投稿・視聴ができるようになっています。各SNSでは「いいね」やコメントができるようになっており、拡散されることで人の目に触れる機会が多くなります。
タテ型動画(縦型動画)には次のようなメリットがあります。
最近のユーザーは、縦方向のスクロールや視聴に慣れてきています。タテ型動画(縦型動画)は、視聴する際にスマホを横にする手間がないため、離脱する率が低くなります。またタテ型動画(縦型動画)の尺は1分程度のものが多く、没入感と相まって視聴完了率も高い傾向にあります。
横向き動画に比べて離脱率が低く、視聴完了率が高いタテ型動画(縦型動画)は、ユーザーの反応率(エンゲージメント率)も高い傾向にあります。「視聴数や反応の多い動画」=「質の高い動画」と判断されるので、検索機能でより上位表示されやすくなり、このことが新たに視聴者を生み、エンゲージメント率アップにつながっていきます。
20代の男女では、39.2%の人がスマートフォンを「タテ向きのみ」で動画視聴するというデータがあります。この割合は、ほかの年代よりも圧倒的に多い数値です。
実際にタテ型動画(縦型動画)が主流となっているTikTokやInstagramは、ほかの世代に比べ若年層のユーザーが多い傾向にあります。若い世代をターゲットにしたい場合は、積極的に活用するとよいでしょう。
長編のプロモーション動画を作ることに尽力していた企業が、短くインパクトのあるタテ型動画(縦型動画)をたくさん流すようにシフトチェンジするなど、広報活動も多様化しています。
多くの人の目に触れやすく、最後まで視聴されやすいタテ型動画(縦型動画)をうまく活用すれば、商品やサービスの認知拡大や、売り上げの増加につながります。活用方法の例を見ていきましょう。
製品やサービスをタテ型動画(縦型動画)で紹介します。タテ型動画(縦型動画)では、「伝えたいこと」や「わかりやすいイメージ」を冒頭でしっかり提示するようにします。
タテ型動画(縦型動画)は、腰を据えて見られる動画ではないので、インパクトのある言葉や画像、有名なインフルエンサーを起用するなどして、冒頭で心をつかめる工夫をしましょう。
企業がイベントやキャンペーンを広告で打ちたい場合は、インパクトが高く印象に残りやすいタテ型動画(縦型動画)がおすすめです。
特に若いターゲットにアプローチする場合は、定期的にSNSでタテ型動画(縦型動画)を活用することが、有効な施策として注目されています。ターゲットの選定後には、どのプラットフォームを利用するのか、しっかりと考えて実践していきましょう。
ブランディングにも、タテ型動画(縦型動画)を活用できます。そこでおすすめしたいのが横向き動画の再利用です。
ブランディングをしっかりと組み立てている企業では、長編動画をすでに制作したことがある場合が多いです。横向き動画を切り取って短く編集しなおすことで、ブランドイメージはそのままに、新しいインパクトの動画を制作することができます。
様々な活用ができるタテ型動画(縦型動画)ですが、制作にあたっては次のことに気を付けるとよいでしょう。
タテ型動画(縦型動画)は、興味を持たれない場合は次にスクロールされてしまうので、冒頭2〜3秒でユーザーの心を掴めるかがカギとなります。そして長すぎても最後まで見られない傾向が強いので、1分以内にとどめ、2〜3秒ごとにシーンを変えるなど、テンポのいい進行が必要になります。
またタテ型動画(縦型動画)は、プラットフォームごとに推奨される内容が違います。例えば、TikTokでは、動画に人物が出演することを推奨しています。各プラットフォームのQ&Aなどに推奨される事例などが取り上げられているので、チェックして制作に活かすようにしましょう。
広報活動に力を入れている企業では、一つの手法だけに頼るのではなく、長編動画、タテ型動画(縦型動画)、CM、紙媒体など、様々なチャネルから顧客を獲得できるような仕組みを作っています。
新しく出てきたタテ型動画(縦型動画)を取り入れて、より良い広報活動のサイクルを回していきたいですね。
よくあるご質問
▼動画制作は初めてですが、大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です!
チェリービーは、たくさんの「初めて動画を制作される方」にご依頼いただいています。希望の動画イメージやご活用方法をヒアリングの上、貴社に合ったご提案をさせて頂きます。
もし、動画を作ること自体に不安があるようでしたら、こちらのページもご覧ください。
▼「映像制作会社を選ぶときに気を付けるべき6つのポイント(動画を作る前にやるべきチェックシート付き)
https://cherrybee.tv/document/checkpoint6/
▼どのくらいの期間で動画は完成しますか?
通常の動画制作は、1ヶ月〜2ヵ月での納品です。
内容によっては、納期が異なりますのでご注意ください。
ご希望の納期や活用時期に合わせて柔軟に対応いたしますので、
お急ぎの方はお気軽にご相談下さい。
▼動画制作にはいくらぐらいかかりますか?
お客様のお悩み・ご要望をヒアリング後、最適な料金プランをご案内させていただきますので、気軽にお問い合わせください。
▼各価格帯別に、過去の動画制作の事例をご紹介しております。
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https://cherrybee.tv/work/
【参考URL】
■VARUE CREATION「【SNS運用】スマートフォン特化の縦型動画広告」
https://value-creation.jp/knowledges/sns_smartphone_movie/
■ANAGRAMS「縦型動画広告の特徴やメリット、活用するときに意識すべきポイントを解説」
https://anagrams.jp/blog/vertical-video-ads/