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やってみよう!撮影・編集のポイントとテクニック

こんにちは!チェリービーブログ担当成瀬です。自分で動画を作りたいけれど、撮影・編集が難しい…、作ってみたもののできがイマイチ…なんてこと、ありませんか?

今回はそんな動画制作初心者の方へ、撮影・編集について押さえておくべきポイントやテクニックをお伝えします!

なお、動画制作に当たっての事前準備や知識については「やってみよう!動画制作に必要なものとは?」をご参照ください!

やってみよう!動画制作に必要なものとは?
こんにちは!チェリービーブログ担当成瀬です。私たちチェリービーは動画制作のプロですが、最近はアマチュアの方でも面白い動画をどんどん制作する時代です。さまざまなS…

ポイント①撮影編

撮影に関するポイントを見ていきましょう!

カメラレンズ

カメラはレンズごとに画角(映る範囲)が変わります。カメラレンズを外側から見るとこの指標(焦点距離)を表す数字が書かれてあります(例:28-70など)。

上手に撮影をするには、撮りたい映像に適しているレンズを使うのが近道です。

  • 広角レンズ(10mm-42mm)
    カメラを動かしてもブレにくく、使いやすい。24mm以下では、景色+人物全身などのように、世界観を含めた被写体を撮影できる。

  • 標準レンズ(50mm前後)
    被写体全体を映すことや、パーツの撮影もできるなど、自由度が高い。例えば料理やアクセサリーなどを美しく映す、人物では胸上から顔にかけてや、手作業の様子なども撮影できる。

  • 中望遠レンズ(70mm-105mm)
    ブレやすくカメラの固定が必要。顔や瞳など、人物のパーツに寄った撮影に使われることが多い。

撮影する機材が決まっている場合でも、レンズがどこに属しているか知っておくと撮れる画の想像がしやすいです!

カメラワーク

撮影時にカメラをどう動かすかをカメラワークと言います。映像に意味を持たせたり、演出を加えることもできます。

  • 固定撮影(フィクス)
    三脚などにカメラを固定して撮影する方法。一番失敗がなく初心者に適した方法です。インタビュー映像や、細かい作業の様子などを撮影するのに向いています。

  • パン・ティルト
    カメラを左右に振るのをパン、上下に動かすのをティルトと言います。パンは、被写体の位置関係や、場所の広さを表現します。
    ティルトは主に演出に使われます。上方向に動かす場合は、テンションが上がる様子を表現し、下方向に動かす場合は、悲しみや孤独感を演出します。

  • トラック
    移動する被写体をカメラが追いかけて撮影を行うこと。被写体の躍動感や臨場感を伝えられます。

カメラを複数台用意し、それぞれの撮影角度を変えたり、カメラワークを組み合わせて撮影すると、バリエーション豊かな映像が撮れ、編集する際に重宝します。

ライテイング

被写体にどう光を当てるかをライティングと言います。ライティングによって撮れる映像の魅力度が変わります。

屋外で太陽光にて撮影する場合
太陽の位置を確認します。正午に近い時間帯ほど、濃い影が出るので、影が出る部分にレフ板をかますと美しい画が撮れます。夕方になると影が横に伸びるので、ノスタルジックな雰囲気にしたい場合などは夕方に撮影すると良いでしょう。

屋内で太陽光を利用して撮影する場合
窓から光が入るので、窓と被写体の位置を調整します。写りが暗い場合はレフ板をかましたり、被写体の下に白い布や板などを敷くと軽減されます。

照明機材を使う場合
どの位置から光を当てるかを考えます。斜め45度あたりから照らすのが一般的です。必要に応じてレフ板をかますと、明るさや立体感の調整ができます。また複数照明機材を使い、明るさの調整をしてもいいでしょう。

光が強すぎる場合はディフューザー(照明に付けるアクセサリー)などを使うと、影が濃く出ず、柔らかい雰囲気の画が撮れます。

集音

音が必要な撮影の場合、音の質にも気をつけましょう。特に野外で会話の様子を撮影する場合などは、機材に適したマイクを使うと良いでしょう。

風の音などの雑音を低減したい場合は、ウインドジャマーを付けるといいですよ。

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ポイント②編集編

編集についてのポイントを見ていきましょう!

「分解」と「まとめる」

作りたい映像がどのようなテーマかによって、編集の仕方は異なってきます。

イベントの様子やドキュメンタリーであれば、撮ってきた映像を後でどう「まとめるか」で伝わることが変わります。

プロモーションや採用動画などでは、先に企画を立て、企画に沿って撮影プランを「分解」し、撮影に臨みます。編集時は企画に沿って撮影された映像を当てはめていく流れになります。

撮影・編集の際は、全体感を見ながら自分が今どの部分を作っているかを意識することがコツになります。

つなぎ方

動画制作は複数の映像をつないでいくことで成り立ちます。映像と映像を自然に繋ぐには、必要に応じてトランジション(画のカットとカットをつなぐ役目を果たすエフェクト)を入れると良いです。

また映像だけでは意味が伝わりづらい場合は、文字やイラストのカットなどを補うと伝わりやすいです。

一方で目立つトランジションや文字カットは、入れすぎると伝わりづらくなることがあるので、適度に利用しましょう!また1カットが短すぎたり、カット数が多すぎると忙しいイメージの動画になってしまうので注意です。

BGM/効果音

BGMを使う場合は、作りたい動画の尺と同じくらいの長さの曲を使うと作りやすいです。また、繰り返しても違和感がない音楽も扱いやすいです。一方で歌詞や音楽に特徴がありすぎるものを使うと、動画の内容が入ってきづらくなります。

効果音は、特に強調したい部分で使うと、アクセントになって動画が分かりやすくなりますよ!

テロップ

テロップは話している内容を強調したい場合や、声が聞き取りづらい場合に入れることが多いです。

「話している内容すべてにテロップを付ける」「強調する部分にだけ付ける」など、最初から決めておくと、最終的に意味が伝わりやすい動画ができます。

以上、今回は撮影・編集のポイントやコツをお伝えしました。少し難しい内容もありましたが、初心者の方でもすぐに実践できる内容になっています。

動画制作のレベルを上げる一助になれば幸いです!

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よくあるご質問

  • 動画制作は初めてですが、大丈夫ですか?

    もちろん大丈夫です!

    チェリービーは、たくさんの「初めて動画を制作される方」にご依頼いただいています。希望の動画イメージやご活用方法をヒアリングの上、貴社に合ったご提案をさせて頂きます。

    もし、動画を作ること自体に不安があるようでしたら、こちらのページもご覧ください。

    ▼「映像制作会社を選ぶときに気を付けるべき6つのポイント(動画を作る前にやるべきチェックシート付き)
    https://cherrybee.tv/document/checkpoint6/

  • どのくらいの期間で動画は完成しますか?

    通常の動画制作は、1ヶ月〜2ヵ月での納品です。
    内容によっては、納期が異なりますのでご注意ください。

    ご希望の納期や活用時期に合わせて柔軟に対応いたしますので、
    お急ぎの方はお気軽にご相談下さい。

  • 動画制作にはいくらぐらいかかりますか?

    お客様のお悩み・ご要望をヒアリング後、最適な料金プランをご案内させていただきますので、気軽にお問い合わせください。

    ▼各価格帯別に、過去の動画制作の事例をご紹介しております。
    ぜひ下記よりご覧ください。
    https://cherrybee.tv/work/

(参考URL)

■Adobe
焦点距離を理解すれば、どんな写真も撮れるように
https://www.adobe.com/jp/creativecloud/photography/discover/focal-length.html?s_kwcid=AL!3085!94!444452481288!b!s!&ef_id=YNAFPgAAALGw1xQB:20210914020916:s

■デジタルハリウッド
カメラワークとは?種類や映像例を紹介
https://school.dhw.co.jp/course/netmovie/contents/r_camerawork.html

■ヒーコ
自宅でできるライティング上達方法! ポートレート撮影にも活かせる1灯で魅せる4つのセッティ ング
https://xico.media/tutorials/training-lighting/

ストロボを使わない超低予算でのライティング撮影チャレンジ! 身近なアイテムが機材に大変身
https://xico.media/tutorials/lighting-guide/

(参考文献)
COMMERCIAL PHOTO2020/6