前回、「動画制作の裏側公開!撮影プロセス~5.撮影当日②撮影編~」でご紹介した、撮影当日にディレクターとカメラマンの撮影クルーが撮った映像は、そのままではあくまで「動画の素材」。
どれだけ会心の出来であったとしても、視聴者の心に響く動画にするためには、惹きつけるためのテクニックを駆使した編集作業が欠かせません。
素材となる映像に命を吹き込むのが、映像編集を行う「映像エディター」の役割です。
今回は、撮影した動画素材にさまざまなテクニックを駆使し、魅力ある映像に仕上げる編集作業の中でも、まず初めに行う「荒編集」についてご紹介します。
動画制作の中でも、最もクリエイティブセンスと職人技のテクニックが問われる「編集作業」は、プロに依頼するメリットが詰まっています。
撮影クルーが現場で撮ってきた映像は、それぞれこだわりぬいた「主役」の宝庫。一つひとつが「見てくれ!」と主張する主役たちです。
ですが、主役ばかりの映像では、視聴者に何を伝えたいのかがぼやけてしまうもの。
どの素材を、どう際立たせるのかを決め、脇を固める動画素材やBGMなどをセレクトし、ベストな状態になるよう組み合わせていくのが編集です。
アマチュア制作の動画でも編集作業は行われますが、プロの映像エディターが編集した動画との違いは歴然!
なぜなら、そこには経験だけでなく、映像エディターが持つクリエイティブな「センス」と1/30秒の世界で作業する職人技の「テクニック」が大きく影響しているからです。
視聴者を惹きつける動画にするには、映像エディターの力が欠かせません。
撮影当日に1日がかりで撮影してきた映像は、おおよそ2時間程度。
映像エディターは、全ての映像をくまなくじっくりと見ることからスタートします。
映像エディターがまず行うのは、撮影映像を見ること。撮影クルーが意見を出し合い、どれも「最高の画が撮れた!」と思って撮影した「アツい映像」には、現場でのこだわりが詰まっています。
撮影クルーにとっては、どれも捨てがたい最高の映像素材。その中から、どれを使うのかを絞り込んでいくには、まずは全ての映像をしっかりと「冷静かつ客観的にみること」が大切です。
これは撮影映像に思い入れのある撮影クルーではなかなかできません。
2時間程度の撮影映像を、半分の1時間程度に絞り込む「荒編集」を行います。
撮影クルーが絶賛する映像が撮れたとしても、つながりが悪かったり、被写体の良さを際立たせるためにはイマイチだったりしたらどうでしょうか。
撮影クルーが編集まで行ったとしたら、何とかその映像を活かすために他を変えるという手段を選ぶかもしれません。
しかし、それでは伝えたいことがぶれてしまうことにもなります。
だからこそ、映像エディターは冷静かつ客観的に、どの素材が動画の仕上がりに最適なのかを絞り込む「選定力」が大切になります。
撮影した素材を半分に削る。簡単なようで、実は神経を使う工程でもあります。
「少しだけカメラの角度が違う」、「同じものだが、アップと引き映像」など、同じ被写体でも数パターン撮影していることが殆ど。
その中から何を残して何を削るのかの判断は、映像エディターが「ピン」と来るかどうかで判断するため、感性をフル稼働させなくてはならないからです。
映像エディターは、全ての映像を見て頭にインプットし、より「使える動画素材」を残すということを繰り返していきます。
荒編集によって1時間程度に絞り込んだ動画素材。
ここから編集の王道ともいえる「本編集」に進んでいきます。
映像エディターのプロとしてのテクニックが詰まった「編集作業」はまだまだ続きます。
よくあるご質問
▼動画制作は初めてですが、大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です!
チェリービーは、たくさんの「初めて動画を制作される方」にご依頼いただいています。希望の動画イメージやご活用方法をヒアリングの上、貴社に合ったご提案をさせて頂きます。
もし、動画を作ること自体に不安があるようでしたら、こちらのページもご覧ください。
▼「映像制作会社を選ぶときに気を付けるべき6つのポイント(動画を作る前にやるべきチェックシート付き)
https://cherrybee.tv/document/checkpoint6/
▼どのくらいの期間で動画は完成しますか?
通常の動画制作は、1ヶ月〜2ヵ月での納品です。
内容によっては、納期が異なりますのでご注意ください。
ご希望の納期や活用時期に合わせて柔軟に対応いたしますので、
お急ぎの方はお気軽にご相談下さい。
▼動画制作にはいくらぐらいかかりますか?
お客様のお悩み・ご要望をヒアリング後、最適な料金プランをご案内させていただきますので、気軽にお問い合わせください。
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