株式会社チェリービー
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動画制作の裏側公開!撮影プロセス⑦ 編集(2)本編集編

映像エディターが持つ多彩なテクニックの中でも、指定された長さに仕上げ、動画の活用範囲を広げるテロップなどのアイテムを作り出す「本編集」。

「匠の技」ともいえる職人的なこだわりと技術が使われています。
「最後まで見たい」と思わせる動画に仕上げる「映像エディターの技術」は、アマチュアではなかなかなしえません。

今回は、映像エディターの技術がふんだんに活かされている編集作業の中でも、「本編集」についてご紹介します。

荒編集で選んだ素材から、さらに「選りすぐりのカット」を見つけ出す!

荒編集で「視聴者にグッとくる」、「インパクトがある」など映像エディターがセレクトした動画素材。ここからさらに選りすぐりの素材だけに仕上げていきます。

選んだ素材を撮影順から構成順に並び替え!

シーンごとのコンセプトとなる素材を選ぶために、まずはこれまで撮影順で見ていた素材を、構成案の順番に並べ替えます。
シーンごとのコンセプトにつながりがなければ、視聴者は違和感を覚えるもの。

単体では素晴らしい素材でも、つながりにかけるものは削るなどして、コンセプトと素材目線でストーリーを描いていきます。

視聴者に「伝えたいことが伝わりやすい」素材を選び抜く

シーンごとに「伝えたいことは何か」を考え、映像エディターが「一番適している素材」を選び抜いていきます。

考える人

動画は、1秒30フレームで作られていますが、映像エディターは1フレーム単位で素材を選ぶ職人の世界。
60秒の動画を作るためには、1800ものフレームを選んでいく計算です。

素材が映し出された画面に目を凝らし、荒素材で仕上げた10万を超すフレームの中から、ベストなものを探し出す、選定力と根気がいる作業を繰り返していきます。

2分?15分?用途に合わせた「完成版に近い動画の長さ」に仕上げる

選りすぐりを見つけ出したら、用途に合わせた動画の長さに編集します。

用途によって、完成させる動画の長さ(尺)はさまざま!

お客様から依頼された動画は、その用途によって適切な長さが変わってきます。
Web広告に使う動画であれば、短いものは30秒、長いものは3分程度まであります。

新卒採用などで活用する動画ならば、就活サイトやコーポレートサイトの求人ページに掲載する「2~5分程度のコンパクトにまとめたもの」から、会社説明会に活用する20分程度の比較的長めの動画まで、適切な長さは豊富にあります

会社説明会用の動画の場合、1本にまとめずに、説明パートごとに仕上げることも。

映像エディターは、より見やすくて情報が頭に入ってきやすい動画の仕上がりを意識しながら、指定された長さに編集していきます。

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わかりやすい動画には欠かせないアイテム「テロップ」にも工夫が

動画は、撮影した映像だけで作られるわけではありません。脇を固めるさまざまなアイテムがあってこそ、主役である映像が引き立ちます。

テロップもその重要な役割を担うアイテムです。

専門用語に対する解説は必須!誰が見てもすぐに理解できるテロップに

各業界やジャンルによって、使う専門用語は多種多様!
業界の中にいると当たり前の用語でも、外部から見たら「?」となることも多々あります。

興味があれば、自身で調べるかもしれませんが、より多くの人に製品やサービスなどの被写体を知ってもらいたい場合、視聴者の「調べる」アクションに期待するのはナンセンスです。

みたものがすっと頭に入ることこそが大切。視聴者に最後まで飽きずにみてもらうには、相手の立場になって配慮することがポイントであり、誰にでもすぐわかる解説テロップは欠かせません。

テロップが重要シーンを視覚で強調!「このシーンのポイントはここ!」

「ちょっと動画から目を離したら何の話だか分からなくなった」という経験はありませんか?

動画は非常に多くの情報を発信できますが、目を離してしまうと音だけしか伝わらず、情報量についていけなくなってしまうことも。

情報についていけなくなることは、「視聴から離脱」につながりやすく、動画の目的を果たせなくなってしまいます。
そうならないためには、「今はどのシーンなのか」が一目瞭然になるテロップが最適。

テレビでも「コーナー名」や「ニュースタイトル」などのテロップが活用されていますね。

また、製品・サービス名やキャッチコピーなども、音声だけでなくテロップとして表示すれば、言葉の意味やイメージを強調させることができます。

重要ポイントを際立たせるテロップは、「印象に残る動画」の必須アイテムです。

音が出せなくても大丈夫!字幕の役割も果たす「説明テロップ」

大勢の人が行き来する展示会などでは、周囲の雑音があって聞き取りにくいうえ、他の出展者に配慮して動画の音量を上げるのが難しいもの。

音のない映像だけで勝負できる動画であれば問題ありませんが、展示会で活用する動画の「製品やサービスを説明する」という用途を考えると、困りものです。

また、近年では、スマホでの動画視聴も増えており、音が出せない状況で動画が再生されるケースも想定する必要があります。

そんな時には、ナレーションなどの音声を字幕として表示する説明テロップがおすすめです。
字幕があれば、映像と文字で情報を伝えられ、音声に頼らない動画を可能にします。

指定された長さに動画を仕上げ、テロップまでつけたら、いよいよ編集も大詰めです!

次回は、本編集で仕上げた動画をさらに魅力的にするエッセンス、「BGM」や「ナレーション」の制作についてご紹介します。

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よくあるご質問

  • 動画制作は初めてですが、大丈夫ですか?

    もちろん大丈夫です!

    チェリービーは、たくさんの「初めて動画を制作される方」にご依頼いただいています。希望の動画イメージやご活用方法をヒアリングの上、貴社に合ったご提案をさせて頂きます。

    もし、動画を作ること自体に不安があるようでしたら、こちらのページもご覧ください。

    ▼「映像制作会社を選ぶときに気を付けるべき6つのポイント(動画を作る前にやるべきチェックシート付き)
    https://cherrybee.tv/document/checkpoint6/

  • どのくらいの期間で動画は完成しますか?

    通常の動画制作は、1ヶ月〜2ヵ月での納品です。
    内容によっては、納期が異なりますのでご注意ください。

    ご希望の納期や活用時期に合わせて柔軟に対応いたしますので、
    お急ぎの方はお気軽にご相談下さい。

  • 動画制作にはいくらぐらいかかりますか?

    お客様のお悩み・ご要望をヒアリング後、最適な料金プランをご案内させていただきますので、気軽にお問い合わせください。

    ▼各価格帯別に、過去の動画制作の事例をご紹介しております。
    ぜひ下記よりご覧ください。
    https://cherrybee.tv/work/