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【2023年版】知っておきたい!YouTube動画広告の種類と活用法

こんにちは!チェリービー・ブログ担当の小松です!

皆さんは、Youtubeを普段利用されていますでしょうか?

日本国内だけでも利用者数は全人口の88.2%に上るとされており、約10人に9人が利用していることになります!

それだけ多くの人がエンターテイメントを楽しんでいることも事実ですが、最近では、主流検索エンジンの代わりにYoutubeで情報を得る人が多くなってきました

そのような人が増加したことで、最近では”購買行動”に変化が起こっていると言われており、実はその理由の一つに『動画広告』があげられると言われています。

そんな影響力の多い『動画広告』とは一体どのようなものなのでしょうか。

幅広い世代に利用されている”Youtube”に絞って解説していきます!

そもそもなぜ『動画広告』の活用に需要があるのか

多くの情報を様々な効果で伝えられる

例えば、チラシやWEBサイトの広告で「こんなに○○なら、ちょっと気になるかも…!?」と思い、アクションを起こした方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、紙一枚、画像一枚では伝わるものも、伝えられることも限られてきます。

動画は作成に時間がかかってしまうことがネックになりますが、多彩な情報をあらゆる方法で伝えることができるので、チラシや画像よりも強い印象を残すことができることが需要の多い理由の一つです。

YouTube動画広告のメリット

では、そんな中でも”Youtube”の動画広告は一体どんなメリットをもたらしてくれるのでしょうか?

理由は大きく2つあります。

1.目につきやすい

知名度を上げるためには多くの人の目が付く場所への参入が妥当です。

SNSの中でも利用者数が上位であるYoutubeで動画広告を出すと「目につきやすい」というメリットが挙げられます。

さらに、ターゲットに合わせた配信も可能で、特定のユーザーのみに商品やサービスを訴求できるので、やみくもに広告を打つ必要がなくなります

2.費用対効果が高い

YouTube動画広告の1番のメリットは、「費用対効果(コスパ)が高い」ことがあげられます。

簡単に説明しますと、動画広告は複数の配信方法、それに伴う課金方法が定められており、どれを使用するかは広告主の判断にゆだねられます。

一見、面倒なようにも思えますが、広告主の目的に応じた費用対効果を選択することができるため、無駄な出費を無くすことができます。

必要最低限の出費で宣伝をしたい!という方にはYoutubeで動画広告がおすすめです!

YouTube動画広告のデメリット

1.作成までに時間がかかる

動画広告は、ただ動画を作成すればいいというものではなく、目的に合わせて動画の内容を考えたり、広告配信種類や方法、広告配信の結果などを十分検討しなければ、動画広告の成果を最大限に効果を生かすことはできません。

なのでその対策として、動画制作のコツやポイントの情報を収集する必要がありますが、収集しながらの制作は、動画広告完成までの道のりが予想よりも長くなってしまう可能性があります。

2.動画広告の掲載までに時間がかかる

動画の尺や掲載方法により異なりますが、Youtubeの動画広告は申請したら必ず掲載されるわけではありません。
というのも、YouTubeの動画広告は「Googleによるオークション形式の審査」を通過しなければならないからです。

同業他社との競合が発生する場合があり、1度の申請では通らない可能性もでてくるため、時間と費用の両方がかかってしまうこともあるようです。

2つのメリット・デメリットを挙げましたが、ここを克服することで、動画広告の本来の力が発揮され、より質の高い動画広告になると思います!

ターゲットに合わせた質の高いアプローチを提案します 動画広告・テレビCM制作

YouTube動画広告の種類と特徴

ここまで動画広告についてのメリット・デメリットを紹介してきました。

では、実際にYoutubeの動画広告にはどんな種類があるのかをご紹介していきます!


YouTubeで再生される動画広告は主に6種類です。

  • インストリーム広告(スキップ可・スキップ不可)
  • バンパー広告
  •  インフィード広告
  • マストヘッド広告
  • ⑤ テレビ画面視聴向けの30秒広告
  • 一時停止後に流れる動画広告

以下で一つずつ説明していきます!

インストリーム広告

動画の冒頭や最後(ポストロール広告)、途中に流れる動画広告(ミッドロール広告)は『インストリーム広告』と呼ばれ、2つに分類されます。

最長6分のスキップ可能な広告(スキップバル)

内容に興味のないユーザーは、動画再生から5秒経過後に広告をスキップすることができるため、比較的ユーザーにとってはストレスとなりにくい広告です。最後まで見られることが少ない分、冒頭5秒でいかにユーザーをひきつけるかが重要となります。

最長15秒のスキップ不可な広告(ノンスキップバル)

視聴者に最後まで広告を見てもらえるため、潜在顧客に、よりリーチをかけたい場合に効果的です。

ただし、スキップができないことから興味のないユーザーには、不快感を与えるデメリットを兼ね備えています。

いずれも商品の販促やブランド認知はもちろん、潜在顧客へのアプローチに向いている動画広告です。

②バンパー広告

インストリーム広告と同じく動画の前後や途中に再生されますが、「動画の長さは6秒以内」という制限が設けられている動画広告のことを『バンパー広告』と呼びます。

再生時間の短さが大きな特徴であり、スキップ絶対不可のため、インストリーム広告のように広告を飛ばされる懸念は少なく、商品名や社名の認知拡大に向いています

デメリットとしては、動画の長さが3分までを推奨されているインストリーム広告とは反対に、「6秒以内でないといけない」といった条件もあるため、短い時間の中でどれだけの情報を詰めるべきか等、構想を念入りに練る必要がでてきます。

ちなみに、インストリーム広告とバンパー広告の2種類を、総称名は「プレロール広告」と呼ばれます。

③インフィード広告

検索結果、関連動画欄に表示される動画広告は『インフィード広告』と呼ばれ、サムネイル・見出し・説明で構成されています。

一般的な動画の表示に似ていますが、見出しの近くに「AD」または「広告」と表記されます。

15~60秒推奨であり、ユーザーがクリックをしない限り広告は見られないというデメリットがありますが、ユーザーの視聴している動画と関連がある際に表示されるようになっているので、商品やブランドの比較・検討など、より購買意欲の高いユーザーへアプローチしたいときに向いています。

④マストヘッド広告

YouTubeトップページの最上部に表示される広告のことを『マストヘッド広告』と呼び、Google(Youtube)の審査が通った場合のみ、予約ベースで利用できます。

審査を通過させる為にクオリティの高い動画を作る必要があり、かつ広告費用がかなり高めに設定されているため、掲載までに時間を要してしまう可能性はありますが、ユーザーの目に留まりやすく、商品やサービスの認知拡大や、イベント告知などに最適です。

⑤スキップ出来ない30秒間の広告

昨今ではYoutubeをテレビで視聴する方が一気に増加していると言われており、その動向を踏まえYoutube社は2023年5月に”テレビ画面でのYoutubeの視聴(CTV)”限定でスキップ不可能な30秒間の広告を導入すると発表しました。
導入時期・方法についてはまだ発表されていませんが、「動画広告の表現がより豊かになる」としています。

「テレビのCMのような感覚」と予想されるため、審査・通過方法はより厳格になりそうですが、視聴される範囲が広いため広告の効果はより期待ができそうです。

⑥一時停止後に流れる動画広告

⑤の発表に加え、テレビ画面で視聴するYoutubeを対象にこちらの動画広告も追加されることが判明しています。

上記と同じく、導入時期や方法・条件等は未発表ですが、テレビで見られる動画広告なだけあり、宣伝効果は期待できそうです。


このように、動画広告だけでもいくつかの選択肢が用意されています。

企業が動画広告を活用する場合は、宣伝対象により流す方法を検討してみてもいいかもしれません!

YouTube動画広告の課金方式

ここまで、動画広告の種類をご紹介してきましたが、それに伴って動画広告を流すための課金方法も変わってきます。

ここからはその課金方法とあてはまる動画広告の種類についてご紹介していきます!

単価はどのように決められているの?

そもそも、Youtubeでの動画広告の単価は誰が決められるのでしょう?
そこには、先程少しお話した「Googleによるオークション形式の審査」が関わってきます。

前提として、Youtubeにおける動画広告の審査は、動画の品質や入札価格で同種の動画広告と比較され、最終的にオークションを通過した動画広告のみが配信される仕組みになっています。
その際の札価格が課金方式の単価に繋がるとされています。

例えば、入札価格が低くても品質の高さでオークションを通過されますが、比例して課金単価が低く設定されることになります。

YouTube動画広告の課金方式の種類

では、ここから課金方式のご紹介です!

YouTube動画広告には、主に4種類の課金方式が採用されています。

  • CPV(Cost Per View)
  • CPC(Cost Per Click)
  •  CPM(Cost Per Mille)
  • CPD(Cost Per Day)

こちらも1つずつご紹介していきます!

①CPV(Cost Per View)

「視聴者単価」と呼ばれます。その名の通り”動画広告の視聴回数”によって課金されます。

例えば、ユーザーが広告を30秒以上視聴、または動画がクリックされた場合に料金が発生します。

主にスキップ可能なインストリーム広告に適用されます。

平均単価は3〜20円とされています。

②CPC(Cost Per Click)

「クリック単価」と呼ばれ、”広告リンクをクリックした際”に課金が発生します。

YouTubeでは、インフィード広告がこれに該当します。

平均単価は3〜150円とされています。

③CPM(Cost Per Mille)

「インプレッション単価」と呼ばれ、”動画広告が1,000回表示されるごと”に課金が発生します。

スキップ不可のインストリーム広告、バンパー広告、マストヘッド広告がこれに該当します。

また、情報が出ていないため明確ではありませんが、最新の”テレビで視聴するYoutube向けの動画広告”についてもこちらに該当するのではないかと予想されています。

平均単価はおよそ300〜2000円とされています。

CPD(Cost Per Day)

「掲載日数単価」と呼ばれ、”動画広告の掲載する日数”に応じて課金が発生します。

マストヘッド広告で主に採用されており、平均単価は掲載日数により変動します。


このように、広告フォーマットによって、課金方式が大きく異なるため、

まずは動画広告の目的とターゲットを明確にし、より費用対効果が大きくなるための対策をすることを検討してみてはいかがでしょうか!

以上、YouTube動画広告の種類と活用法について紹介しました!

記事内でも紹介したように、Youtubeはもはやテレビの画面を占領してしまうほどのビッグメディアに成長しています。
また、新たな動画広告が追加されることによって、動画広告の競合が激しくなると予想されますから、早めの準備をおこないたいところですね!

ターゲットに合わせた質の高いアプローチを提案します 動画広告・テレビCM制作

よくあるご質問

  • 動画制作は初めてですが、大丈夫ですか?

    もちろん大丈夫です!

    チェリービーは、たくさんの「初めて動画を制作される方」にご依頼いただいています。希望の動画イメージやご活用方法をヒアリングの上、貴社に合ったご提案をさせて頂きます。

    もし、動画を作ること自体に不安があるようでしたら、こちらのページもご覧ください。

    ▼「映像制作会社を選ぶときに気を付けるべき6つのポイント(動画を作る前にやるべきチェックシート付き)
    https://cherrybee.tv/document/checkpoint6/

  • どのくらいの期間で動画は完成しますか?

    通常の動画制作は、1ヶ月〜2ヵ月での納品です。
    内容によっては、納期が異なりますのでご注意ください。

    ご希望の納期や活用時期に合わせて柔軟に対応いたしますので、
    お急ぎの方はお気軽にご相談下さい。

  • 動画制作にはいくらぐらいかかりますか?

    お客様のお悩み・ご要望をヒアリング後、最適な料金プランをご案内させていただきますので、気軽にお問い合わせください。

    ▼各価格帯別に、過去の動画制作の事例をご紹介しております。
    ぜひ下記よりご覧ください。
    https://cherrybee.tv/work/

【参考サイトURL】

■データから見る動画広告の効果とは?成功事例と戦略を解説
https://kaizenplatform.com/contents/video-effect/

■【2023年6月版】人気ソーシャルメディアのユーザー数まとめ
https://www.comnico.jp/we-love-social/sns-users