株式会社チェリービー
TEL:048-762-7907
9:00~17:00(月~金)

あったかい映像の50周年動画。映画にしたいくらいです 【公益社団法人やどかりの里様】

公益社団法人やどかりの里 様は、1970(昭和45)年に設立された、精神障害のある人が地域の中で生き生きと働き、暮らしていく居場所づくりを目的とした民間の公益法人(社団法人)です。

障害や病気があっても “ごく当たり前の生活” ができ、「生きていてよかった」と実感できるような地域づくり、そして効率だけが優先される社会ではなく、一人一人が尊重され大切にされる社会を目指し、日々活動されています。

今回チェリービーでは、そんなやどかりの里様の50周年記念動画を制作させて頂きました。

50年間の活動を引き継いできた想い、今、やどかりの里に生きる人々の人生と想いをこめた作品です。

弊社代表山口正人と、ディレクターを務めさせて頂きました山口亜希子が、50周年記念事業実行委員を務めてくださった大澤様、堤様にお話を伺いました。

(左から 山口(正)、大澤様、堤様、山口(亜))

——50周年記念に、動画を制作しようと思った経緯を教えて下さい。

堤様:やどかりの里では、これまでも周年行事は節目節目でとても大事に行ってきており、写真や文書で残すことはもちろん、紙芝居やスライドショー、トークショーをやったこともありました。特に今回は50年という大きな節目だったので、プロの手をお借りして、動画を制作しようということになったんです。

大澤様:精神障害のある人たちは、昔は社会の枠の外にいました。行き場所が病院しかなく、福祉的な支援を受けることが認められていなかったんです。やどかりの里も、最初は行政からも認められてないような団体だったので、「いつなくなるかわからない」という危機感のようなものもあり、とにかく記録として残すことが重要だったんです。

堤様:以前に自分たちでDVDを作ったことはありました。ただ、スタッフが作ったものだったので、伝えたい情報を詰め込みすぎていて、私たちにとってはすごく良かったのですが、それでは外部の人には伝わりにくいということがわかったんです。

私たちとしては、障害のある人への理解や協力してくれる人のすそ野を広げたいという思いがありましたので、映像を作ることでもっと伝えていきたいという願いもありました。

——たくさんある映像制作会社の中で、チェリービーを選んだ決め手はなんだったのでしょうか。

堤様:もともと亜希子さんと知り合いだったこともあり、活躍を拝見していたので、ぜひお願いしたいと思っていました。また、最初の打合せの段階で、「このように見せると良い」とか「こういうのを撮れるといい」など、沢山のアドバイスをしていただけたのが良かったです。

やっぱり私たちが作る、私たちが考えるとなると、あのような技術の高いものは作れないですから。

仲間として一緒に作ってくれた

——チェリービーの印象はいかがだったでしょうか?

堤様:チェリービーさんは、丁寧にこちらのことを理解しようとしてくださった、というところがすごく嬉しかったですね。こちらに取材に来ていただく時間もじっくりとって頂き、話していることについて、すごく興味深く理解しようとしてくださる。その上で、「それってこういうことですか?」と客観的に理解しようとしてくださったのが、すごく嬉しかったです。

理解してこそ映像が作れるんだというぐらいの意気込みや、そういう姿勢をすごく感じました。やどかりの里に何度も足を運んでくれて、活動の場を体験してくれたり、理解してもらいながら映像を作るという姿勢は、すごく嬉しかったし、安心もしました。

「活動する分野が違っていても、わかりあえる」ということが、作る過程でも出来たということ自体も一つの財産だったなと思います。そういう感覚をチームで持てたというのは、すごく有り難かったです。

——こちらとしても、こちらの質問に丁寧にお答え下さったので、すごく有り難かったです。いつも思うのが、「外の業者」でありたくないんですよ。いろいろ聞きながら、だったらこうしましょうああしましょうと、仲間として一緒に作っていくのが私たちは好きなんですよね。

大澤様:やどかりの里が大事にしてることって、本当に伝わりにくいと思うんですよ。言葉だけを表面的にキャッチすることも出来るかもしれませんが、チェリービーさんは、現場に実際に入っていただいて、実際にやりとりしていただいて、だから伝えたいことがきちんとあの映像に収まったと思うので、本当に一緒にやってくれた、「一緒に作った」と私達も感じています。

大澤様:今回、やどかりの里が大事にしてきたものを浮かび上がらせるという作業を一緒にやっていただいたことで、こちらが伝えたいことと、1人1人の生き様が、きちんと収まったのかなと。

そういう意味では、単純に取材して映像を撮って頂いたというよりは、一緒に「なぜなぜ」「なになに」って言いながら協力して作ったと思います。

その人の「人生」が伝わってくる動画

——では実際にチェリービーが制作した動画を見て、いかがでしたか?

大澤様:映像とか音楽とかももう全然違っていて、映像から伝えたいことが音楽と一緒になって伝わってくるんです。本当に驚きました。

音楽もだんだん盛り上がってきたり、とてもよかったです。

堤様:映像も綺麗でしたね!映像も音楽も内容も、今までつくったものとは本当に違いましたね。
私たちが作ると、内容がもっとモリモリになってしまうんです。笑

大澤様:チェリービーさんの映像のすごさって、映像から行間を感じ取って、想像させる余白があると感じました。

堤様:虫が土の上を歩くのに苦労してコロンとなるシーンもすごくかわいかったですし、人が人生を歩むことに重ねていると伺い、驚きました。
合間合間に入る映像もすごく意味を感じて、潜在意識的に見ている人も感じるものがあったかもしれませんね。

大澤様:あとは例えば、加藤蔵行さん、晃一さん、松川さんなど、「人」にすごく注目して伝えてくださったと思います。なので「ヒューマンドラマ」をとても感じました。その人の「人生」がとても伝わってくる

単純に他の映像会社さんにお願いしてたら、単純にきれいな映像になって、単純に施設紹介の動画になっていたんじゃないかと思います。

堤様:チェリービーさんが制作してくださったのは、そういう単純な施設紹介みたいな感じではなかったです。それがすごくよかったと思います。

動画は今、福祉大学での教材にも使用されている

——よかったです。動画はどのように使われているのでしょうか?

堤様:見学や実習などで、やどかりの里を知ってもらう為にまず見て貰っているので、学生さんにはもうずいぶん見て頂いていますね。

大澤様:あとは福祉の大学の先生たちが、学生たちに向けて教材で使ってくださっているんです。
動画を見た学生さんたちが感想も送ってくれています。
先生が教科書の上でいろいろ伝えるだけじゃなく、やっぱり動画だからこそ伝わるものがあるようです。

堤様:やはり映像には力があると感じます。

課題解決につながる動画をワンストップで プロモーション動画制作 詳しくはこちら

映像だからこそ、その人の「生きる姿」を感じられる

堤様:長期の入院をしたり、過酷な人生を歩んでいた人も、「人」や「場所」との出会いによって、今は前を向いてこのような生活をしている、ということは教科書や言葉から捉えられることは部分的です。その人の「生きる姿」を映像だからこそ感じられるのが、すごく大きいことだと思います。

(加藤蔵行さん(通称くらさん) 精神科病棟に35年間長期入院後、やどかりの里へ)

堤様:なのでくらさんの映像を見ても感じることってすごく沢山ありました。身近にいても人生の長さであったり、そして大澤さん(やどかりの里スタッフ)との出会いもとっても素敵だったり、誰でも「変わりうる」ということも改めて感じました。そういったものを通して人への愛着というか、「人が生きる」ということについて、視野をすごく広げて貰ったような感覚があったんです。

やどかりの里の職員の中でも「いい作品ですよね」と。
なので、うちうちの人間であってもすごく感動しました、本当に。
この動画を作って本当によかったと思っています。

大澤様:いろいろな人、様々な人生のピースがあって、それぞれの切り口から、私たちのやってること、言いたいこと、大事にしてることを伝えられるように、映像を通して「ひとつの物語」として作っていただいたと思います。

堤様:映像があったかいんですよね。とてもあったかくて、過去のことを伝えるだけではなく、ちゃんと今があって、未来があって、っていうストーリーですね。そう伝えていってもらえたというのが、すごく美しいなと、心に残るものになったと思います。

大澤様:本当に映画にしたいくらいのストーリー性でした。

次の世代と一緒に理想を描いて

——最後に、今後のやどかりの里さんの目指していることや、ビジョンを教えて下さい。

大澤様:今回撮影で撮っていただいたものって、50年の歴史を土台にこれからの50年が始まりますよっていうまだスタートラインの映像なんですよね。だから、精神障害をお持ちの方に限らず、やっぱり困った人が困ったと言える」とか、一緒に繋がっていけるっていうところを、私たちが地域のハブになっていく。50年で「やどかりの里は何ができるか」ということの、スタートラインにやっと立てたと思っています。

以前までなら「障害のある人が地域で暮らせるように繋がりましょう」って言っていたものが、今はもう「すべての人が困ったときに困ったと言える、そしてそのときにやどかりの里さんがあって良かった」って言ってもらえるように繋がっていきたいと思っています。なので、私たちの活動は、施設運営に終わらないと思っているんです。

なのでもっと外に出張していきたいです。地域とつながるための「つなぐ・つくるプロジェクト」も、忙しい日常業務をこなしながらの負荷はとても大きいです。でもそこに意味があるそこに可能性があると思ってやっていくのが、これからのやどかりの里だと思っています。

大澤様:今、社会保障費はだんだん縮小されていって、今後あらゆる世代のあらゆる人たちの暮らしが不安ばかりの時代になっていくと思うと、もっと人と人とのつながりが強くなっていくことで、孤立する人たちをつくらない、そのためにも「あなたの街のやどかりさん」になっていきたい、そうありたいと思っています。

やどかりの里の創設時に関わっていた方からも、動画を見て「すごく良かった、こうして後輩にも伝わっていってほしい」と言っていました。

そういう意味では創設当時の人がやってきたことが、根っこを引き継がれて、次に向かっていると認められたということだと思います。今もちゃんと根っこは繋がっていると。

堤様:繋がっているっていうことがやどかりの里のすごいところだと思います。

大澤様:みんなが「やどかりの里があってよかったな」って思えるような場所でありたいなってずっと思ってます。次の世代と一緒に、理想をずっと描いて実現していくのかなと思います。

どんな人でも、生き直せる

——私たちも、すごく学びになりました。
社会からはじかれそうな人も、どんな人でも本当に生き直せるんだなと、こういう場所があるだけで、人生は変わるものですね。ひとりの人の人生が変わるというのは凄いことですね。

大澤様:変われる環境もあったけど、変われる力もその人のなかにもともとあるんだと思います。
みんなあきらめないでほしいですね。生き直しはできるから。

堤様:そういう生き直しができるっていうことを、もっと多くの人に、とくに若い世代の方々にも、もっと知ってもらいたいと思っています。


やどかりの里様の50周年を記念する大切な節目に制作した動画は、大切な命を守り活かすための教育の現場で、教材としても使われているとのことです。

制作スタッフとしても映像に映る人々の想いにふれ、制作中に涙が溢れそうになるくらいの素晴らしいお仕事に関わらせて頂き、とても光栄でした。

チェリービー制作の動画が、今後も沢山の人にやどかりの里という居場所があることを知ってもらう一助にお役立て頂ければ幸いです。

私たちチェリービーも一人一人が尊重され大切にされる社会を目指し、動画制作を通して世の中に幸せな人をひとりでも増やせますように、これからも仲間という想いで活動していきます!

大澤様、堤様、貴重なお話をありがとうございました!

■公益社団法人やどかりの里 様
https://www.yadokarinosato.org/

課題解決につながる動画をワンストップで プロモーション動画制作 詳しくはこちら

よくあるご質問

  • 動画制作は初めてですが、大丈夫ですか?

    もちろん大丈夫です!

    チェリービーは、たくさんの「初めて動画を制作される方」にご依頼いただいています。希望の動画イメージやご活用方法をヒアリングの上、貴社に合ったご提案をさせて頂きます。

    もし、動画を作ること自体に不安があるようでしたら、こちらのページもご覧ください。

    ▼「映像制作会社を選ぶときに気を付けるべき6つのポイント(動画を作る前にやるべきチェックシート付き)
    https://cherrybee.tv/document/checkpoint6/

  • どのくらいの期間で動画は完成しますか?

    通常の動画制作は、1ヶ月〜2ヵ月での納品です。
    内容によっては、納期が異なりますのでご注意ください。

    ご希望の納期や活用時期に合わせて柔軟に対応いたしますので、
    お急ぎの方はお気軽にご相談下さい。

  • 動画制作にはいくらぐらいかかりますか?

    お客様のお悩み・ご要望をヒアリング後、最適な料金プランをご案内させていただきますので、気軽にお問い合わせください。

    ▼各価格帯別に、過去の動画制作の事例をご紹介しております。
    ぜひ下記よりご覧ください。
    https://cherrybee.tv/work/