ウェブ講義の動画撮影　注意すべき３つのポイント

新型コロナウイルスの影響で、この春以降、対面による研修会やセミナーの開催が難しくなっていますね。

社会のオンライン化が進むなか、チェリービーにも自治体や企業から、オンライン研修の動画制作のご依頼が増えています。

そんな中、「撮影は自分たちでおこなうので編集だけをお願いしたい」というお声も多いです。

その際、お客様にお伝えしている「撮影時の注意点」をお教えします。

ウェブ講義の動画撮影　注意すべきポイント１：音声

動画の撮影といえば、映像に気を配りがちですが、それよりも大事なのは、音声です。
音声が不明瞭のウェブ講座は、どんなに素晴らしい講座をも台無しにしてしまいます。

講師の話している内容が聞き取りづらかったら、話している声に救急車のサイレンが重なっていたら、
講座内容はまったく頭に入ってきません。

ピンマイクを使用しましょう

撮影する際は、必ずピンマイクを講師の胸元に付け、クリアに収録できるようにしましょう！
カメラマイクだけですと、周囲の環境音を拾ってしまい、講師の話し声と混ざってしまい、とても聞きづらくなってしまいます。
プロ機材でなくても大丈夫ですので、ピンマイクは必須です。

周囲の環境にも気を配りましょう。

窓やドアを閉め外からの音が入らないようにしましょう。社内に撮影していることを伝え、音がでないようにご協力下さい。
特に電話のコール音などの高い音は、マイクで拾いやすいため注意が必要です。

撮影場所のエアコンをオフにするのが望ましいですが、これからの季節は、冷房をつけないと汗だくになるので、
エアコンはオンのままで大丈夫ですので、設置場所から離れたところで撮影するようにしてください。

ウェブ講義の動画撮影　注意すべきポイント2：目線

実際の講座でも、生徒の方を見ずに話している講師はいないと思います。

実際の撮影では、生徒は入らず、カメラマンと講師だけのことが多いですが、
カメラレンズの向こうには、講師の話を聞いている生徒がいますので、講師は極力レンズを見て話しましょう。

とはいえ、普段の講座と様子が違うため、困惑されることでしょう。
ニュースキャスターのように、ずっとレンズを見る必要はありませんが、話の最後は、「生徒の皆さんに伝えてますよ」というメッセージを込めて、レンズを見て話しを締めてください。

話の最後は必ずレンズを見て、締める。
これはとても重要です。
ときどきプレゼンテーション資料を見ながら話しても大丈夫ですが、カメラのレンズを見て、
さらに、話すときに笑顔になることを忘れないでくださいね。

ウェブ講義の動画撮影　注意すべきポイント３：カメラ映り

衣装

衣装は、生徒に適したものを着用してください。ただし、下記のものはお控え下さい。
・狭いストライプ柄の衣服・・・画面のチラツキが発生します。
・ディズニーなどのキャラクターが印字されたもの

撮影サイズ

講師が、カメラフレームの中央に顔を収めるように撮影して下さい。
腰から上のウエストサイズで撮影してください。全身のフルサイズは必要ありません。
撮影中の姿勢に注意し、前かがみにならないようにしてください。

背景

乱雑に見えたりするものは避け、背景をシンプルにしてください。
自然光が入る窓は避けてください。時間の変化などが気になって、視聴者の集中力が削がれてしまいます。
講師に注意を向けさせるために、明るくシンプルな背景を選んで下さい。

照明

最低条件として、講師の顔がはっきり見える明るい場所で撮影して下さい。
照明はあくまでも暗い部分を補足する役割で大丈夫です。
照明の光を直接顔に当てず、壁や天井に反射させて、柔らかい光を照射して下さい。適切な顔への照明は、良い印象を与えるための鍵です。
講師が眩しすぎるのも問題ですので、講師と相談しながら、照明の位置を決めて下さい。

いかがでしたでしょうか？
撮影機材は、使いやすく画質の良いものがたくさん出ていますので、上記３点を気をつけるだけで、プロのような撮影が可能です。
ぜひ、チャレンジしてみて下さい！

動画撮影のセッティングサポート承ってます

それでも、撮影はやっぱり難しいものです。不安もあるでしょう。
私たちは撮影現場へ伺ってのセッティングサポートや、機材の貸し出しも行っています。

動画撮影セッティングサポートでできること

• ワイヤレスピンマイクのセッティング
• 明るさ、音声、映りを考慮した最適な撮影ポジションのセッティング
• 講師のカメラ写りを考慮した、撮影サイズのセッティング
• ビデオカメラの最適な設定
• 講師の衣装チェック
• 最適なプレゼンテーション資料の位置決め
• 講師の声、周囲の環境の音、明るさ、撮影サイズをすべてチェックする収録テスト

動画撮影セッティングサポート　料金

撮影サポートは、1時間30,000円（税抜）で承っています。
一度、撮影サポートを受けてしまえば、その後は自分たちで撮影することができますので、これからウェブ講座の動画撮影を検討されている方は、まずは無料相談してみてください。

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