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動画制作における「ドキュメンタリー」の手法を深堀り!

こんにちは!チェリービーブログ担当成瀬です。

みなさんはドキュメンタリー品をご覧になったことはありますか?
ドキュメンタリー映画、ドキュメンタリー番組などを始め、動画プラットフォームにもドキュメンタリー作品は多数存在します。
今回は、このドキュメンタリー作品がどのように作られているのか、制作側の視点からご紹介していきます!

ドキュメンタリーとは?

ドキュメンタリーとは、事実の記録に基づいた表現物のことを指します。
ラジオやテレビなどの音声表現や、ドキュメンタリー映画などの映像表現を指すことが多いです。
その場で起こっている事象を記録して作品にしているものや過去の文献・歴史上の事実から状況を再現して作品にしているものなど、表現にはさまざまな種類があります。

ドキュメンタリーは「現実に起こったこと」を描く作品ですが、「記録映像」とは違います。
「記録映像」は、その場で起こったことを忠実に伝える事が目的のため、その場にいる人の心情や、作り手の意図などは含まれません。一方で、ドキュメンタリーは「現実に起こったこと」から、その場にいる人の気持ちや、見えていない真実などを描き、起承転結があります。「現実に起こったこと」を題材としつつ、ストーリー性を持つのがドキュメンタリー作品の特徴と言えるでしょう。

「ドキュメンタリー」の手法の特徴

一口にドキュメンタリーと言っても、さまざまな表現手法があります。
順番に見ていきましょう。

観察型

ドキュメンタリーを思い浮かべた時、一番想像しやすいのがこの観察型ではないでしょうか。作品にする対象を決めて、一定期間密着取材をして作品を作ります。ある仕事のプロを追いかけて、その人間性を描いたり、動物の生涯を観察し、生命の繁栄を題材にしたりするのがこの例です。

インタビュー型

ある事象に対して、そのことを知っている人・詳しい人にインタビューをして真実を浮き彫りにしていく手法です。過去に起こった事件がどのように解決されたかや、昔に起こった出来事の隠れた真実を解き明かすなどが当てはまります。

再現型

過去の文献・インタビュー・過去映像などを基に真実を描きます。歴史上の人物がどのようにして天下を治めたかなど、過去の資料に基づいて脚本を作成し、キャストが再現します。今と違う時代に起こったことを題材とする場合が多いです。

詩的表現

美しい映像に、詩的表現を付けます。事象や真実よりも、ムードやトーンに重きが置かれます。世界遺産の美しい映像に、昔から言い伝えられている神話をのせる、などがその例です。

さまざまな表現手法を紹介しましたが、手法は一つのものもあれば、複数が重なって一つの動画作品を構成することもあります。

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本格的なドキュメンタリーを撮影していくためには?

実際にドキュメンタリーを作るには、どのような手順が必要なのでしょうか。ドキュメンタリー作家はさまざまな方法で作品を作りますが、ここでは一般的なものを少しご紹介します。

リサーチをする

自分が作品を作る題材について、まずリサーチをします。
題材が人物ならば、その人物についての映像や文献などを調べ、本人またはその人物をよく知る人へのアポイントを取ります。題材が事象であれば、そのことに詳しい人にアポイントを取ったり、過去文献や資料を徹底的に調べます

ストーリーの概要を作る

ドキュメンタリーは現実に起こったことを題材としますが、おおよそたどるであろうストーリーをあらかじめ考えておきます。もちろん、予想と違った方向にストーリーが展開することも視野に入れておきます。

撮影

追いかける対象や、インタビューする相手が決まったら、撮影をしていきます。
ここで、これまで説明してきた「リサーチ」と、「ストーリーの概要」が活きてきます。ドキュメンタリーの対象をしっかりと調べ、ストーリーの流れをあらかじめ考えることは、取材の取りこぼしを極力減らす事に繋がります。撮影方法としては、不要だと思えるようなシーンもしっかりと撮影する、複数方向から同時に対象を撮影するなど、物語がどう転んでも軌道修正ができるように撮影していきます。

インタビュー

インタビューは話の軸になり得る大切なフェーズです。
必ず複数回インタビューします。また撮影時に何気ない質問を投げかけるなど、本質とは関係のないこともたくさん収録しておきます。取材が長期にわたる場合は、インタビューする相手と関係性を築くことも重要になってきます。

ドキュメンタリー手法で企業用プロモーション動画を作る

ドキュメンタリー作品と言えば、映画やテレビ番組など大がかりなものを連想しやすいですが、みなさんの身近にある動画でもその手法はよく使われています。


特に企業側が作成する動画は、ブランドイメージの創出など、効果的な使い方ができるものも多くあります

例えば、下記の用途があります。

  • 社史動画にドキュメンタリーの手法を活用
    会社の歴史を企業説明会で使用する際、ドキュメンタリーの手法を動画の構成で活用する。

  • 商品紹介にドキュメンタリーの手法を活用
    商品が出来上がるまでを追いかけるドキュメンタリーの手法を動画の構成で作成し、商品プロモーションに活用する。

  • サービス紹介にドキュメンタリーの手法を活用
    サービスを受注し提供されるまでの製作過程をドキュメンタリーとして追う動画構成で、製造過程の安心・安全などを発信し、顧客へ自社商品の信頼獲得を目指す。

ドキュメンタリー実績紹介

【職人ドキュメンタリー】江戸木目込人形職人_岩槻・伝統継承

こちらのドキュメンタリーは、商品紹介にも活用ができますね。
職人さんの繊細な手仕事、そしてそれにかける想いをしっかりと表現しました。

今回はドキュメンタリーについて深掘りしました。
普段何気なく見ている番組・動画が、実はドキュメンタリーだった!と言うことも少なくないと思います。
映像を見て、どのような手法で作ったのか想像してみるのも面白いですね。映像制作のご相談はお気軽にお問合せください。

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よくあるご質問

  • 動画制作は初めてですが、大丈夫ですか?

    もちろん大丈夫です!

    チェリービーは、たくさんの「初めて動画を制作される方」にご依頼いただいています。希望の動画イメージやご活用方法をヒアリングの上、貴社に合ったご提案をさせて頂きます。

    もし、動画を作ること自体に不安があるようでしたら、こちらのページもご覧ください。

    ▼「映像制作会社を選ぶときに気を付けるべき6つのポイント(動画を作る前にやるべきチェックシート付き)
    https://cherrybee.tv/document/checkpoint6/

  • どのくらいの期間で動画は完成しますか?

    通常の動画制作は、1ヶ月〜2ヵ月での納品です。
    内容によっては、納期が異なりますのでご注意ください。

    ご希望の納期や活用時期に合わせて柔軟に対応いたしますので、
    お急ぎの方はお気軽にご相談下さい。

  • 動画制作にはいくらぐらいかかりますか?

    お客様のお悩み・ご要望をヒアリング後、最適な料金プランをご案内させていただきますので、気軽にお問い合わせください。

    ▼各価格帯別に、過去の動画制作の事例をご紹介しております。
    ぜひ下記よりご覧ください。
    https://cherrybee.tv/work/

【参考URL】

■Adobe
ドキュメンタリー映画の作り方
https://www.adobe.com/jp/creativecloud/video/discover/how-to-make-a-documentary-video.html

■Dog7Studio
ドキュメンタリー映像』とは、何か?
http://www.babyuniverse.co.jp/dog7studio/documentary.html