プロ撮影動画とアマチュア撮影動画、最善の効果を出す使い分けのコツ！

SNSやプロモーションビデオ（PV）など、企業として撮影する動画の種類はさまざまです。しかし、潤沢な資金力を持つ大手企業とは異なり、中小企業では限られた予算でより効果をもたらすことが求められます。

全ての動画をプロに委託するのでは、費用がかさみ、継続することが困難になる場合も！では、何をプロに任せ、何を自社のスタッフで撮影すればいいのでしょうか。

動画撮影のプロだからといって、全てを委託する必要はありません！

使い分けることでより効果を生み出すシチュエーションもあります。

▼企業のイメージを左右するブランディング戦略用動画（プロモーションビデオ、採用動画など）

▼特殊な機器を必要とする撮影（ドローン撮影、暗い室内などでの撮影、大画面放映などで高画質を必要とする動画など）

▼営業コンテンツとしての動画（展示会等での解説動画、How To動画など）

▼毎日更新を必要とする動画（ECサイトなどの新着商品紹介、商品活用事例紹介など）

▼クオリティよりもリアリティを必要とする動画（「試してみました企画」等の動画、社内活用動画など）

▼今しか撮れない「決定的な瞬間」動画　

プロが撮影した動画と、アマチュアが撮影した動画の大きな違いは、「伝えたいことを的確に伝える」技術を持っているか・いないかです。

プロは、視る人を最後まで飽きさせないようなストーリーを組み立て、画面の構図を踏まえてどのように撮影するかを計算します。

これは、経験に裏打ちされる知識や技術が根底にあるからこそ。伝えたいことをしっかりと伝えられる「魅せる表現力」は、プロならではの技と言えます。

撮影した動画をより相手に伝わりやすくなるように計算して、情報量を調整した構成に改めるほか、効果音やテロップなどを効果的に取り入れることで五感に響くような映像するのも編集技術。

必要な情報を決められた時間内にキッチリ収めつつ、伝えたいことがしっかりとクローズアップできるような情報量に調整することができるのは、「プロならではの編集技術があるからこそ」です。

多くの場合、備品のデジカメやスマホを使って撮影しています。特にスマホは、カメラ技術が向上して、高品質の動画を撮影できる機種もたくさん出ています。

スマホは普段からほとんどの人が使っており、操作方法に悩むことなく、誰でも撮影できるというのも魅力です。

また撮影される側も、見慣れたスマホなら緊張しにくく、自然な表情を撮れる率が高いというのもメリットの1つです。

「何かを成し遂げた！」、「今こんなすごいことが起こった！」など、瞬間を収めたいときなどは社内スタッフが最高のカメラマンとなるはずです。

多少の手ブレや微妙なフレームも、よりリアルな状況を伝えるのに役立つことさえあります。

今しかない瞬間を収めたいときには、クオリティや技術力よりも「機動力」が優先です。