こんにちは!チェリービー・ブログ担当の花井です!
今回のテーマは、動画制作においての「目的」の重要性です。
動画を活用できるインターネットメディアが盛んになった現在、“ 我が社でも動画活用を ”と、お考えの企業様も多いかと思います。企業活動においての動画の活用シーンは様々ありますが、動画制作を検討する時、まずしっかりと考えるべきことがあります。
それは、制作したい動画は「何のため」に、そして「誰に向けて」 作るのかという点です。この2点がぼやけてしまうと、いくらクオリティの高い動画を制作しても、“ 伝わらない動画 ” になってしまいます。
そこで今回は、動画制作における「目的」の落とし込みと、目的別の動画制作のポイント、活用方法を例を上げてご紹介していきます!
最初にお伝えしたように、動画を制作しようとする時、まずはしっかりと「目的」を見極めることが大切です。「何のため」に、「誰に向けて」動画を制作したいのか、という2点です。
「何のため」とは、すなわち今現在解決したい悩みを指します。
そして「誰に向けて」とは、動画を見てほしいターゲットになります。
例えば、「商品やサービスの紹介動画を作りたい!」と思ったとします。
その場合、「なぜ商品やサービスの紹介動画を作りたいのか?」という部分を見つめ直してください。
動画を制作したいと思った動機、そこに「目的」があります。
企業での動画活用シーンはさまざま考えられます。会社紹介やブランディング、商材紹介、トリセツ動画やハウツー動画、採用・教育動画など、活用場面は多岐に渡ります。
動画はたくさんの情報を視聴者に効率良く伝えることが出来る素晴らしい伝達手段です。だからこそ、制作の前にしっかりと目的を見定め、ターゲットを絞った内容にすることで、伝えたい情報が整理された動画を制作することが可能になるのです。
企業活動においての動画活用シーンは様々ありますが、ここでは「我が社でも動画を制作したい!」と思った動機から目的を見定め、ターゲットに刺さる動画を制作するポイントを、例をあげてご紹介します!
「ある程度会社が軌道に乗り、ここからさらにステップアップするために、潜在顧客にもアピールできるような動画がほしい!」と思ったとします。
この場合の動画制作の目的は、
「何のため」→ 会社の認知拡大のため
「誰に向けて」→ 潜在顧客に向けて
制作すべきは、「会社紹介動画」という選択肢が浮かび上がります。
会社紹介動画は、企業理念を伝える重要な動画です。そしてターゲットが潜在顧客となると、動画を通して視聴者に会社を認知してもらうために、興味(惹きつけられる映像)・理解(職種の判別)・共感(映像メッセージへの共感)までの感情を動かして、見る人の記憶に残る動画にしたいところです。
人が物事に共感する時、そこには感情の動きが必要なため、会社紹介動画はストーリー性のある内容にするのがおすすめです。見ている人が感情移入しやすいタレントさんを起用する、動画をアニメーションにする、誰しもが経験したことのあるようなストーリーにする、など、見ている人の感情に訴えかけ、共感をよぶストーリーを描きながら、良い印象で社名を記憶に残せると良いですね!
「我が社が求める人材を、的確に伝えられる動画がほしい!」と思ったとします。
この場合の目的は、
「何のため」→求める人材の確保のため
「誰に向けて」→求める人材に向けて
制作すべきは「採用動画」という選択肢が浮かび上がります。
採用動画は、会社が求める人材に届いてほしい動画なので、ありのままの我が社の雰囲気を伝えられる内容にしたいところです。その上で、「求職者が知りたい情報は何か」を考え、内容を構成すると良いでしょう。企業理念や、会社が求める人物像を語る経営層の声、先輩社員へのインタビュー映像、社内の様子などを盛り込み、入社後の自分を重ねてもらえるような内容にすることで、採用のミスマッチを減らすことが期待できます。
「商品(サービス)の売上げを伸ばしたい!」と思ったとします。
この場合の目的は、
「何のため」→見込み顧客の取り込み
「誰に向けて」→見込み顧客
制作すべきは、「商品・サービスの必要性を感じさせる動画」という選択肢が浮かび上がります。見込み顧客の取り込みは、すでに商品やサービスの存在は知っているけれど、必要性を感じていないがゆえに、購入(契約)までには至らない段階です。
なぜターゲットは、「商品(サービス)を必要と感じていないのか」、「どうすれば必要と感じてもらえるのか」を考え、視点を変えて、商品(サービス)を訴求できる動画の内容を考えましょう。それには、自社の商品やサービスを、どんな場面で、どんなふうに活用することができ、その結果どんな効果が得られるのかを今までとは違った角度で、情景を描いて説明すると良いでしょう。緊急性や重要性を動画に盛り込むことも有効な手段です。
このように、動画が必要だと感じた動機から落とし込んだ目的、そこから絞り込まれるターゲットによって、動画の制作の方向性は大きく変わります。
ここまでで、動画制作の方向性は、その目的によって大きく異なってくるという例をお伝えしました。動画は、たくさんの情報を効率的に伝達することができる優れたツールですが、動画を制作することがゴールではありません。
むしろそこから先の、
・「どうやってターゲットに動画を届けるのか」
・「ターゲットにどういうアクションを起こしてほしいのか」
という部分が重要です。せっかく目的を落とし込んで動画を制作しても、ターゲットに届かないのであれば意味がありません。
例えば「集客」が目的の動画であれば、よりたくさんの人に動画を発信したいと考えます。集客をする際のメディアは数多く存在します。
新聞、雑誌、テレビなどのマス媒体、SNS広告やWeb広告などのインターネット媒体、チラシやポスター、パンフレットなどのSP(セールスプロモーション)媒体など、選択肢は多岐に渡ります。
最近では、これらの様々なメディアを連携させて集客を行う「クロスメディア戦略」が主流になってきています。集客の入り口をたくさん作って、結果的に自社サイトやLP(ランディングページ)に誘導するやり方です。自社サイトやLPに動画を設置することで、会社や商品・サービスの理解度が増すと共に、CV率(Webサイトが目標としている成果の達成率)の上昇に貢献します。
また、「商品やサービスの訴求」が目的の動画であれば、SNS広告が有効です。
LINEやツイッター、Facebookといったソーシャルメディアの広告は、ユーザー層もそれぞれに特徴があり、ターゲティング精度が高いので、自社の商品やサービスを訴求したいターゲットに絞り込んで動画を発信することができます。
その他にも、動画という優れた情報伝達ツールを持つことで、展示会などのイベントで会社や商品の紹介をしたり、自社サービスや商品の魅力を伝える紹介動画を、営業ツールとして活用したりと、様々な場面で活躍してくれます。
動画は、制作と活用法をトータルで考えてこそ、その効果を充分に発揮してくれます。
以上、今回は動画制作においての目的を定める重要性と目的の種類、目的に応じた活用法をご紹介しました!
「我が社でも、動画を活用したいけれど、何からして良いかわからない…」という企業様も、是非お気軽に弊社にご相談ください!
お悩みに寄り添ったヒアリングを行い、貴社に最適な動画活用をご提案致します!
よくあるご質問
▼動画制作は初めてですが、大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です!
チェリービーは、たくさんの「初めて動画を制作される方」にご依頼いただいています。希望の動画イメージやご活用方法をヒアリングの上、貴社に合ったご提案をさせて頂きます。
もし、動画を作ること自体に不安があるようでしたら、こちらのページもご覧ください。
▼「映像制作会社を選ぶときに気を付けるべき6つのポイント(動画を作る前にやるべきチェックシート付き)
https://cherrybee.tv/document/checkpoint6/
▼どのくらいの期間で動画は完成しますか?
通常の動画制作は、1ヶ月〜2ヵ月での納品です。
内容によっては、納期が異なりますのでご注意ください。
ご希望の納期や活用時期に合わせて柔軟に対応いたしますので、
お急ぎの方はお気軽にご相談下さい。
▼動画制作にはいくらぐらいかかりますか?
お客様のお悩み・ご要望をヒアリング後、最適な料金プランをご案内させていただきますので、気軽にお問い合わせください。
▼各価格帯別に、過去の動画制作の事例をご紹介しております。
ぜひ下記よりご覧ください。
https://cherrybee.tv/work/
こちらもぜひご覧ください!
【参考サイトURL】
・MarkeZine
販促との相性抜群の動画を活用できないのはなぜ?プロジェクトが失敗する3つの理由
https://markezine.jp/article/detail/36646
・バーンアップコーポレーション
動画を制作する目的とは?効果的な活用法を紹介
https://www.burn-up.co.jp/524/
・DS Magazine
お互いの長所をあわせて相乗効果を発揮!クロスメディアとは?
https://ds-b.jp/media/pages/440/
・adfLex
SNS広告とは?主要4媒体の特徴とメリット、運用ポイントまでまとめて紹介
https://www.ad-flex.com/column/adflex-column/2021102950418/